abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

ダイエットの効果を「少しだけ」加速させるお手軽テクニック

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こんにちは。

 

体脂肪ってのは1kgあたり7,200kcalほどの熱量を持っていまして、体脂肪を1kg減らそうと思ったら7,200kcalマイナスにしなければならないってのは以前の記事でも書きました通り。

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これはあえて書かなくてもわかるとは思いますが、人間が生きていく上で7,200kcalのマイナスを作り出すっていうのは短期間じゃ難しいわけです。たまーに、「◯週間で◯kg減量!!」みたいなダイエットサプリなんかの広告があったりしますが、どう考えても熱力学の法則に反しているような数値の広告も度々見かけたりします。

 

前述の記事で書いたような、「短期間で体重は落ちたけど減ったのは水分とグリコーゲンだけだった」なんて悲しいことにならないように、ダイエットは地道にカロリーをマイナスにしていくのが最適解かと。

 

とはいえ、体脂肪を落とすならなるべく早いペースで落としていきたいというのが皆さんの本音ではないかとも思います。そんなわけで今回はダイエットのペースを「ほんの少しだけ」加速させる方法につきまして。

 

以前、汗をたくさんかいても痩せるわけではないという内容の記事を書きましたが、そちらの記事でも書きました通り、汗はあくまで上がった体温を下げる、つまり体温調節のためにかくのであり、人間は上がった体温を下げる際にカロリー消費量は基本的には増えたりしません。

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ただし、逆に体温を上昇させる際にはカロリー消費量がほんの少しだけ増えます。ここでのポイントは、身体が「自発的に」体温を上昇させるということ。

 

汗の記事でも書いたような、暑い日に屋外にいたり、サウナに入ったり、熱い湯船に入浴したりっていうのは外部からの刺激で体温が上昇しているので、これは残念ながらカロリー消費量は増えないわけです。

 

では、どうすれば自発的に体温が上昇するのかと言いますと、まあ方法はいくつかあるのですが、今回はお手軽な方法として「辛いものを食べる」事をオススメします。

 

辛い食べ物っていうのは大抵の場合、身体に体温を自発的に上昇させるように促す成分が入っています。代表的なのは、唐辛子に含まれる「カプサイシン」、生姜に含まれる「ジンゲロン」、胡椒に含まれる「ピペリン」といった成分です。

 

このあたりを摂ることで体温が上昇し、カロリー消費量が少し増えるため、ダイエットの助けになっていきます。とはいえ、所々で「少しだけ」と書いていますように、多大な効果が期待できるわけではないので、あくまで補助的なテクニックだと思って頂ければ。

 

ちなみにカプサイシンなんかは一度に大量摂取すると胃の粘膜が炎症を起こしたりする可能性がありますので、摂りすぎにはご注意下さい。

 

では。

 

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