abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

これには気をつける!腸内環境を悪くするマイナス習慣!

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こんにちは。

 

前回、前々回と腸内環境に関して書いてきまして、一旦の締めくくり、今回は腸内環境を悪くしてしまう習慣につきまして。どれも厳密にゼロにするのは難しかったりはすると思いますが、意識して減らす事で、腸内環境の良好な状態に近づけられますので、参考にして頂ければ。

 

①飽和脂肪酸の摂りすぎ

飽和脂肪酸ってのは、肉や乳製品、チョコレートなんかに含まれる成分で、身体のエネルギーになってくれます。しかし、人間は体内で飽和脂肪酸を合成できる成分でして、あえて意識して摂取する必要はほとんどない成分です。

 

肉はアミノ酸スコアの良いタンパク質、チョコレートはアンチエイジングに有効なポリフェノールが摂取できる食品として優秀な面もありますので、ゼロにする必要はもちろん無いですが、食べすぎには注意を。毎日の食事で肉を食べることが多い方は、何食かは肉の代わりに魚をチョイスするのがオススメです。

 

 

 ②運動不足

腸は蠕動運動(ぜんどううんどう)と言いまして、伸びたり縮んだりを繰り返して、消化した食べ物を体外へ排出していきます。運動不足になるとこの蠕動運動の働きも鈍ってしまい、便秘の原因にも繋がっていきますので、やはり運動する習慣はあった方が良いかと。腸の蠕動運動を正常化するだけなら軽いウォーキング程度で良いと思いますので、意識してみると良いでしょう。

 

 

③就寝直前の食事

就寝中には小腸から「モチリン」というホルモンが分泌されまして、このモチリンは食べ物の残りカスや老廃物を大腸の肛門側へ移動させて、排便のスタンバイをする働きがあります。ざっくり言うと腸を掃除してくれるホルモンですね。

 

このモチリン、充分な量が分泌されるには「空腹」である必要があります。食べる物によって消化にかかる時間は変わってくるのですが、目安としては就寝の3時間前くらいには食事を終えておくのが良いと言われています。

 

近年では「寝る前に食べると太る」説が否定されてきていますが、腸内環境の点からは寝る前の食事は避けた方が良いわけですね。睡眠も浅くなりますし。

 

 

④ストレス

「脳腸相関」に関して何度か書いていますが、人間はメンタルの状態と腸の状態が互いに影響し合うので、メンタルを健やかに保つ事は良好な腸内環境を作るのにも役立っていきます。

 

とはいえ、「ストレスをなくしましょう!」と言ってもなかなか難しかったりしますんで、まずは以前ご紹介したテクニックでストレスを味方につける事から考えてみるのが良いのではないでしょうか。

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他にもアルコールや偏食など、腸内環境に悪影響を与える習慣は現代に溢れているので、数えだしたらキリが無いのですが、少しづつ意識するだけで腸内環境もかなり変わってくると思いますので、参考にして頂ければ。

 

では。

 

 

 

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