abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

メンタル疲労に強くなるために「脳トレ」

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こんにちは。

 

「疲れない身体」みたいなのは誰もが憧れる所だと思いますが、近年では「疲労感はメンタルが原因じゃないの?」って説が多く出てきています。今回はそんなメンタルの疲労に対抗するためのお話を。

 

ちなみに疲労の原因ってのは千差万別で、単純に肉体労働などによる身体の疲れや、頭脳労働による疲れ、悩み事やストレスから疲労することもありますし、意外な所では、「腸内環境が悪いと身体はどんどん疲れる」なんて話もあったりします。

 

なので、一概に「これをやれば疲れ知らず!」みたいな完全無欠の解決策みたいなものは存在しないんですが、今回は前述しました、頭脳労働からくるメンタルの疲労に強くなる方法をご紹介します。

 

そもそもメンタルの疲労はどうやって起こるの?って話からなんですが、人間は頭脳労働などの頭を使う作業をすると、体内にあるブドウ糖を消費します。「ブドウ糖は脳のエネルギー」って事はわりと知られている話ですが、脳がブドウ糖を代謝する時に「アデノシン」って物質を副産物として生み出すんですよ。

 

このアデノシンは人間の脳に身体を休ませるためのサインを送る物質なんで、必要な物質ではあるんですが、脳が感じる疲労感はアデノシンが原因なんて言われていたり、やる気をだすホルモンである「ドーパミン」の分泌をブロックしたりしますので、このアデノシンがあまり働きすぎるのも困りもの。

 

残念なことに、発生したアデノシンを根本的に除去するには、現状では睡眠しかないと言われているため、アデノシンを除去してきちんと疲労回復したい方は、「寝て下さい」って話になってしまいます。

 

ただ、アデノシンの量を減らすのではなく、アデノシンに対する耐性をつける事で、脳をメンタル疲労に対して強くすることは出来るようです。これは朗報ですね。

 

さて、アデノシンに対する耐性をつける方法なんですが、「日頃から適度に脳を疲れさせる」事です。脳は筋トレやジョギングなんかと同じ様に適切な負荷を与えると疲れにくくなっていくようです。

 

具体的には、仕事終わりや休日なんかに15分くらい、クロスワードやパズルといった脳を刺激するような遊びをするのが良いかと思います。いわゆる「脳トレ」と呼ばれるようなものですね。仕事前にやっちゃうとアデノシンが発生した状態で仕事にのぞむハメになりますんで、こちらはご注意を。スマホアプリなどのパズルゲームなんかでも大丈夫ですが、目を使いすぎると神経性の疲労につながりやすいので、これも注意が必要なところ。

 

 ちなみに個人的には最近、謎解きにハマっています。「東大ナゾトレ」が難しすぎずに適度に頭を使える良問が多いので、オススメです。

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では。

 

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