abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

ゼロカロリー食品は悪者なのか?な話

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こんにちは。

 

7月までの涼しさが嘘だったかのように、8月は暑い日が続きますね。そんな夏場はアイスやジュースが美味しかったりしますが、カロリーも気になるところ。最近ではゼロカロリーの飲料やゼリーなんかも増えてきました。

 

ダイエッターのみなさんにはゼロカロリーってのは魅力的に感じるんじゃないかと思いますが、このゼロカロリー食品は、カロリーの無い人工甘味料によって甘みを付けることによって作られています。

 

ちなみに余談ですが、ゼロカロリーのアイスも以前は販売されていたらしいんですが、いかんせん、アイスの美味しさは乳糖や乳脂肪分によるところが大きいので、人工甘味料の味付けのみで完全にゼロカロリーにするよりも、乳糖や乳脂肪分をある程度は使用して極力低カロリーにする程度に留める方が美味しい商品が出来て売れ行きが良いんだとか。

 

さて、そんなカロリーゼロの飲食物に使われる人工甘味料ですが人工物という理由で、「身体に悪いんじゃないの?」というイメージを持つ方も多いんじゃないかと思われますが、以前に書きましたようにFDA(アメリカ医薬品局)によれば、それほどの危険性はないとのこと。

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ただし、人工甘味料は摂取したあと腸まで行くと、腸の中に水分が引き込まれ、腸内の水分量が過剰になり、結果としてお腹を下しやすくなってしまうというリスクがあります。少量であればそれほど問題はないかと思いますが、お腹を下しやすい人は人工甘味料の入った食べ物や飲み物をたくさん摂りすぎてないか改めてみると良いかと。お腹の下しやすさは体質もありますんで、問題ない摂取量はご自身で見極めていただくしかないところではありますが。

 

また、人工甘味料を摂ると当然ながら甘みを感じるんですが、人間が甘みを感じる器官は舌だけでなく、膵臓にも甘みを感じる受容器があり、膵臓が甘みを感じると、血糖値を下げるホルモンであるインスリンを分泌します。

 

基本的に人間は血糖値が下がると空腹感を感じると思って頂きたいのですが、通常の食事であれば、食後は血糖値が上がった状態になります。この状態でインスリンが分泌されても上がった血糖値が元に戻るだけなので、空腹感を感じることはそれほどないのですが、人工甘味料の場合、血糖値が上がっていない状態でインスリンが血糖値を下げてしまうため、空腹感を強く感じてしまい、食べる量が増えやすくなってしまうというリスクがあります。せっかくカロリーゼロで摂取カロリーを抑えたつもりがたくさん食べてしまって摂取カロリーが増えては本末転倒ですね・・・。

 

そんなわけで人工甘味料は健康に悪いとまではいかないものの、お腹を下したり、食欲過剰になってしまうリスクもあったりしますので、カロリーゼロだからと安心して食べまくるのも良くないってわけですな。ちなみに「人工甘味料は腸内環境を悪くする」みたいな研究も結構あったりしますが、人工甘味料で腸内環境が悪くなるかどうかも個人差によるところがだいぶ大きいようなので、これもご自分で摂取を試して体調を確認して頂くしかないでしょうね。

 

何にせよ、たまに少し摂るくらいなら大した問題も無いようなので、ゼロカロリー食品とは上手く付き合っていくと良いんじゃないでしょうか。

 

 

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