abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

その辺のスーパーなんかで普通に売ってるアレが運動後の疲れに効く!!

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こんにちは。

 

仕事柄、日常的にそこそこハードな筋トレを行なっているわけですが、年々、疲労の回復が遅くなってきています。アンチエイジングにも気を遣ってはいるものの、悲しいことに着々と老化は進んでいるようです。

 

そこで運動後の疲労、特に筋肉痛の回復に有効な手段を改めて調べてみたところ、近年では「フィッシュオイルが運動後の疲労回復に有効」という研究が結構あるようです。要は「魚の油」ですね。

 

現時点では筋肉痛のメカニズムが全て解明されているわけではないんですが、エクササイズのストレスによって筋肉が炎症を起こすのが一因と言われておりまして、フィッシュオイルに多く含まれるオメガ3系脂肪酸は炎症を抑える作用がありますんで、筋肉痛に有効なのは確かに納得できますね。

 

フィッシュオイルはサプリメントなんかでも売っておりますが、魚の油は非常に酸化しやすく、粗悪なサプリメントなんかだと購入した時点ですでに酸化している可能性もありますんで、普通に「魚」を食べる事をオススメします。

 

また、魚の油は高温調理にも弱く、焼き魚や煮魚くらいの調理温度ならさておき、揚げ物なんかにすると、これまたガッツリ油が参加すると言われておりますので注意が必要。逆にオススメなのはサバの水煮缶。こちらは獲れた魚を水や塩と共に缶詰にした後に加熱調理する製法で作られ、長期間、酸化の度合いが極めて低い状態を保てます。

 

サバ缶に含まれるフィッシュオイルの効果は商品ごとの差はそれほどなく、スーパーで200円くらいで売っている商品で充分かと思われます。まあ、値段が高いサバ缶の方が味は美味しかったりするんで、私もたまに高価なサバ缶を買ってしまいます。

 

ただ、サバ缶に含まれるフィッシュオイルの「効果」は商品ごとに差はありませんが、「含有量」は商品によってマチマチなので、ここはチェックしたほうが良いかもしれません。フィッシュオイルの有効な成分は主にエイコサペンタエン酸(EPA)というオメガ3系の脂肪酸なので、EPAの含有量を確認すると良いかと。

 

オメガ3系の脂肪酸の摂取量の目安は1日に2g前後なので、缶詰に記載されているEPAの含有量を見て2g(商品によってはmg単位で記載されているので、その場合は2000mg)以上の物を選びましょう。

 

なお、サバ缶のオメガ3系脂肪酸は汁にも溶け出しているので、サバ缶を食べる際は汁まで残さずに飲むのがオススメです。

 

そんなわけで運動後の疲労に悩まされる方はサバ缶をお試しあれ。私自身、昔から魚は好きでよく食べてたんですが、サバ缶を食べる頻度を増やしたら筋肉痛も軽くなった気がします。

 

ちなみに、私自身がよく食べているのはマルハニチロさんのサバ水煮缶。こちらは近所のスーパーで180円くらいで売ってて、EPAの含有量も2071gと良い量。

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味が美味しいと思うは伊藤食品さんの「美味しい鯖水煮」こちらはEPAの含有量に記載が無いのがちょっと残念なんですが、美味しいサバの水煮が食べたいって方はコチラがオススメです。 

 

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