abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

牛乳は健康に良いのか悪いのか!?

f:id:abney:20210526183042j:plain

こんにちは。

 

牛乳はわりと昔から「身体に良い!」って言う人もいれば「いやいや牛乳は身体に悪いよ!」って説もあったりしますが、結局のところどうなの?っていう今回はそんなお話です。

 

まずは牛乳の栄養成分から。特筆すべきは良質なタンパク質。コップ1杯に約7gほどのタンパク質が含まれまして、牛乳に含まれるタンパク成分であるホエイはプロテインの原料になります。筋トレガチ勢の方なんかにはコップ1杯で7g程度の量だとちょっと少なく感じるかと思いますが、よほどの筋トレガチ勢でなければ、食事で肉や魚などをそれなりの量を食べ、あと少しタンパク質の量を補うくらいの位置づけで考えれば悪くない量かと。

 

さらに、骨を丈夫にしたり神経の興奮を抑える働きのあるカルシウムも多く、粘膜を保護し免疫機能を正常化するビタミンAや三大栄養素の代謝を助けるビタミンB2、細胞の老化を防ぐビタミンEなども少量ながら含まれております。

 

さて、そんな牛乳ですが前述の通り、身体に悪いって説もありまして、そちらについても書いていこうかと思います。

 

①牛乳は子牛のための飲み物なので人間の身体にそぐわない

こんな説がありまして、「牛乳は人間のために作られた飲み物じゃないから人体には合わない」っていう、一瞬だけ納得できそうな考え方な気もするんですが、よくよく考えたら肉や魚、卵なんかの大半の動物性食品はそもそも人間が食べるために作られたと言えないんですよね。牛乳だけがこんなふうに言われるのは思想的なものが大きいのではないかと思います。

 

②牛乳を飲むと骨粗鬆症になる!?

これは確かに乳製品の消費量が多い欧米人に骨粗鬆症が多いっていう統計があるので、可能性としては否定しきれないのですが、そもそも白人は骨粗鬆症なりやすい遺伝子を持ってたりするそうなので、牛乳のせいかはちょっと微妙なところです。

 

ただ、牛乳にはカルシウムが多く含まれるわけですが、カルシウムはマグネシウムとのバランスが重要でして、カルシウム摂取量がマグネシウム摂取量に対して過剰になるとバランスを取るために骨から強制的にマグネシウムが取り出され、結果、骨がもろくなってしまいます。牛乳にはマグネシウムがほとんど含まれないためマグネシウム摂取量が少ない人が牛乳をガンガン飲んでると骨粗鬆症になるってのはありそうです。

 

③乳糖が身体に合わない(乳糖不耐症)

これは①ともちょっと似ているんですが、思想的なものではなく、実際に牛乳に含まれる乳糖が身体に合わない人は全人口の3割位いると言われております。乳糖不耐症の方が牛乳を飲むと腸内環境が悪化し、せっかくの栄養が充分に吸収できなくなってしまいますので、体質に合わない(牛乳を飲むとお腹を下す)方は控えたほうが良いかと。

 

④牛乳は癌の原因になる

実際に牛乳と癌の関係性も調べられておりまして、牛乳を飲む量が増えるほど、前立腺がんや子宮がんのリスクが増えていたそう。ただ一方で、牛乳を飲む人ほど大腸がんのリスクが下がる傾向なんかもありまして、この辺は判断が難しいところ。1日にコップ1杯程度ならそれほど影響はなさそうかな?ってのが個人的な見解です。

 

 

そんなわけで、癌のリスクなんかがちょっと怖いところなので、「牛乳は健康に良いのでガンガン飲みましょう!」とは言えないものの、牛乳は栄養価も高いし、脳の老化を防ぐ効果もあったりしますんで、よほど大量に飲むのでなければ、牛乳が好きな方がわざわざ控えることもないんじゃないでしょうか。

 

逆に牛乳じゃないと絶対に得られない多大な健康効果があるわけでもないんで、嫌いな方が無理して飲むほどの事もないかと。

 

ちなみに「乳糖不耐症だけど、どうしても牛乳が飲みたいよ!」って方はホットミルクをゆっくり飲んでみてはどうでしょう?少量をこうして飲むのであれば、そこまで影響は大きくないとも言われております。

 

スポンサーリンク