abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

やる気を生み出す!!テストステロン入門!!


こんにちは。

 

やる気がでない、疲れやすい、よく眠れない・・・。こういった症状にお悩みの方は多いのではないかと思います。これらの症状の原因は一概に「コレ!」と断定しにくいため、なかなか改善の難しいものであったりします。

 

とはいえ、意識することで不調を改善しやすくするものもいくつかあり、その一つが「テストステロン」であります。

 

名前くらいは聞いたこともある方が多いのではないかと思われますが、いわゆる「男性ホルモン」の代表格で筋肉の発達などに関わる働きをしてくれます。

 

こう書くと女性には関係のない話かと思われそうですが、テストステロンは女性の身体にも男性の10%ほどの量でありながら存在し、体脂肪の減少や集中力、記憶力の活性化といった事にも関わるため、女性にとっても重要なホルモンとなります。

 

体内のテストステロンが減少すると、やる気や集中力、記憶力が低下し、体脂肪(特にお腹周辺)も増えやすくなり、イライラしやすかったり不安を感じやすくなったり、寝つきが悪く、休んでも疲れが取れないなど、多岐に渡り身体の不調が出てくる事が多くなります。

 

そんなわけで男性はもちろん女性にも体内のテストステロン量には気を配って欲しいところ。具体的にテストステロン量を増やす方法と致しましては以下の通り。

 

①手っ取り早く増やすには筋トレ

やはり筋トレです。「筋トレこそが最強のソリューションである」なんてタイトルの本も出版されておりまして、著者がまさに「Testosterone」氏なんですがテストステロンの分泌量を増やす上でも筋トレは有用。是非とも筋トレを。

 

ちなみに「筋トレこそが最強のソリューションである」は根拠なしに筋トレの良さを語っているわけでなく、科学的な裏付けもきちんとなされた良書であります。興味のある方はぜひ。

 

どうしても筋トレが苦手な方はランニングや水泳など、他の運動でも筋トレほどではないにしろテストステロン量は増加しますんで、まずは身体を動かすことを習慣にしてはいかがでしょう。

 

 

②脂質、特に飽和脂肪酸をきちんと摂る

テストステロンをはじめ、ホルモンはコレステロールから作られますんで、脂質の摂取量が少ないとテストステロンは減少傾向になってしまいます。特に牛、豚、鶏の肉に含まれる飽和脂肪酸はホルモンの分泌に重要ですんで、少なくとも1日に100g~200g程度は肉を食べたいところ。

 

下世話な話で恐縮ながら、コンテスト直前に厳しい減量をする男性ボディビルダーなんかは極限まで脂質の摂取量を抑える食事をしており、結果、勃起しなくなるそうです。

※これはコンテスト終了後に元の食生活に戻すと正常化するとのこと。

 

 

③お酒を飲み過ぎない

アルコールを代謝する際にはテストステロンの合成が阻害されてしまうため、できればお酒も控えたいところ。とはいえ、たしなむ程度ならそれほど影響はないと思いますんで、適量を楽しまれるのが良いかと。

 

 

④睡眠の質を上げる

テストステロンは睡眠中に分泌されまして、睡眠の質が低いと分泌量も少なくなってしまします。そもそもテストステロン量が少ないと睡眠の質も低くなっちゃうんで、鶏が先か卵が先かみたいな話にもなるんですが、睡眠の質を高めることも重要。睡眠に関しては以前から何度か書いてますんで、そちらを参照して頂ければ。

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もちろん心身の不調が必ずしもテストステロンの減少が原因ってわけではないんですが、テストステロンは体調への影響がめちゃくちゃデカいって言われてますんで、ちょっと意識してみるだけで体調の変化も感じられるんじゃないかと思います。

 

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