abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

昼間でも強烈に眠いという人はアレを減らしてみると良いかも?


こんにちは。

 

日中の強烈な眠気に悩む方は割と多いようで、夜にしっかりと睡眠を取っていても眠くなる場合もあるようです。

 

もともとは日中の眠気に関しては「昼食の糖質の摂り過ぎが原因では?」という考えが主流で、大量の糖質を摂る→血糖値が爆上がり→血糖値を下げるためのインスリンの分泌が追い付かない→脳にエネルギーが充分にいかない といった流れで眠くなると言われておりました。

 

もちろんこの流れで日中の眠気を感じる場合もあるので昼食の糖質の摂り過ぎも気を付けたいところではあるんですが、近年、それ以上に影響が大きいと考えられていますのが、「脂質」の摂り過ぎであります。

 

なぜ脂質を摂り過ぎると日中の眠気を感じるのは完全には解明されてはいないものの、高脂肪の食事を続けるとホルモンのバランスが乱れて、覚醒状態を維持する「オレキシン」っていう物質がうまく働かなくなるのではないかってのが有力な説。

 

他にも考えられる要因としましては、血中に脂質が多いと「インスリン抵抗性」という糖質を身体に取り込むのが上手くいかない状態になりやすいので、糖質を摂り過ぎた時と同じように、結果的に脳にエネルギーが充分にいかない事で強烈な眠気を引き起こしている可能性もあります。

 

なんにせよ、脂質の摂り過ぎが日中の眠気を引き起こす可能性は高いので、お悩みの方は毎日の食事で脂質の摂取量を見直してみては。

 

なお、眠気に影響する脂質の摂取量に関しては昼食だけの話ではなく、毎日のトータルな脂質の摂取量に関与するので、朝食や夕食の脂質量にもご注意を。お休みの前日などに揚げ物を少し食べる程度ならそれほど問題ないかとは思われますので、ご自身で体調を観察しながら毎日の食事の脂質量を定めていくと良いかと。

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