abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

ブルーライトで健康になる!?

こんにちは。

 

みなさんもご存じかと思われます「ブルーライト」。テレビやパソコン、スマホの画面などから出る強い光です。一般的なイメージとしましては、寝る前にスマホなどを見ることによって睡眠が浅くなるなど、あまり良い印象を持たれていないと思われますが、実はブルーライトは上手く使うことで健康に好影響を与えたりします。そんな今回はブルーライトのお話を。

 

そもそもブルーライトは人工的な光だと思われがちですが、太陽の光にも含まれる自然界に存在する光です。「朝起きたら日光を浴びましょう」なんてよく言われますが、それは日光に含まれるブルーライトが体内時計を調節してくれるからなんですね。

 

ブルーライトが良くないのはあくまで夜間の話。夜にブルーライトを浴びることで睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられ、結果的に睡眠が浅くなります。ちなみにメラトニンには肥満を抑える働きもありますんで、分泌量が減っちゃうとダイエットの妨げにもなっちゃいます。

 

逆に朝や昼にブルーライトを浴びることによって前述の通り体内時計は調節され身体は目覚めます。体内時計が正常化すると夜にメラトニンがしっかり分泌され睡眠の質も高まります。十分な睡眠をとっているはずなのに朝すっきり起きれないなんて方はブルーライトが足りてないのかもしれません。

 

また、まだ完全に解明されていないものの、ブルーライトを上手く使う事でテストステロン値を高めて活力を増したり、エクササイズ効率を高めたり、脳の機能を向上させたりなんて可能性もあると言われています。この辺は今後、解明されていく事を期待したいところですね。

 

そんなわけで何かと悪者にされがちなブルーライトなんですが、カフェインなんかと同じで要は使い方次第で健康状態に与える影響が良くも悪くもなり得るものです。夜はなるべくブルーライトを避け、朝から昼にかけてはなるべく浴びるようにしたいところです。とはいえ、スマホやパソコンの画面をずっと見るのも眼精疲労の原因になっちゃうんで、やはり適度に日光浴をするのが良さそう。

 

そして夜間のブルーライトで気をつけたいのは通常の照明。特にLEDの光は白熱電球よりもブルーライトを多く含みますんで、夜間は自宅の照明も明るさを抑えることをオススメします。ちなみにコンビニなどの照明は一般的な家庭の照明の2倍くらいの明るさなんて言われていますんで、夜遅くのコンビニにもご注意を。

 

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