abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

あらためてお酒とダイエットの関係性について

こんにちは。

 

私自身がわりとお酒好きなもんでして、あまり声を大にして言いにくい事なんですが、このブログでも以前から書いてますように、お酒はダイエットの大敵なんですね。今回は自戒の念も込めてお酒とダイエットのお話を。

 

以前の記事はこちらからどうぞ↓

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以前の記事でも書いてますように、アルコールってのは脂肪の燃焼をジャマしてしまいます。もう少し詳しく書いていきますと、アルコールはみなさんもご存じの通り肝臓で分解されるんですが、アルコールが肝臓に入ると「AMPK」っていう脂肪の燃焼を促す酵素の働きが抑制されます。これによって脂肪の燃焼がストップしてしまうんですね。

 

アルコールの身体への影響は個人差が大きいんですが、ビール1缶(350ml)で大体3時間くらい脂肪燃焼がストップするって言われてまして、この脂肪燃焼が止まる時間は飲んだお酒の量に比例して長くなっていきます。

 

例えば1度にビールを2缶、週に4回飲む人であれば、

 

3(時間)×2(缶)×4(回)=24(時間)

 

となり、1週間の中で丸1日分の時間、脂肪の燃焼がストップしている事になります。これはダイエットを頑張る人にとってはかなりのロスですね。

 

また、アルコールが肝臓に入ると中性脂肪(体脂肪の大部分を占める物質)の原料である脂肪酸を作り出す働きが高くなるため、お酒を飲む事自体が体脂肪を増やす事に繋がっていきかねない事になります。

 

たまに「ウィスキーや焼酎などの蒸留酒であれば太らないからダイエット中でも飲んで大丈夫」のような事を言う人がいますが、蒸留酒はビールやワイン、日本酒などの醸造酒に比べて糖質が少なく低カロリーなため、カロリー面でのアドバンテージは確かにありますが、アルコールのデメリット自体はお酒の種類に関わらず同じですので、ダイエットをしたいという方は蒸留酒も控えるのが良いかと思われます。

 

さて、ここまでお酒のデメリットについて書いてきましたが、たまに少し飲む程度であればそこまでの問題は無いかと思われますので、お酒好きな方はお酒との上手い付き合いを意識されると良いでしょう。それでは、年末でお酒を飲む機会も多いかと思われますので、ダイエットをされている方は酒量にお気をつけてどうぞ。

 

 

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