abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

アンチエイジングのために覚えておきたいフィトケミカル


こんにちは。

 

フィトケミカルの記事を書きましたんで、今回はフィトケミカルの種類と効能をざっと書いていきたいと思います。以前の記事でも書いてますが、フィトケミカルってそもそもは植物が自分の身を守るために作り出した「毒」なので大量に摂取するのはオススメできません。とはいえ常識的な量の野菜や果物を食べる分には全く問題ないですし、フィトケミカルのサプリメントもそれほど流通してないんで、大量摂取する方が難しかったりするんですが。

 

・リコピン

フィトケミカルの中でもトップクラスで有名なのはこちらだと思われます。トマトに赤い色素です。アンチエイジングや美肌効果、さらには痩せるかもしれないっていうスーパー栄養素です。リコピンに関しては以前詳しく書いてますので、そちらも参照頂ければ。

www.abney.fit

 

・アントシアニン

こちらも有名ですね。ブルーベリーなんかに含まれる色素で目にいいなんて言われてきましたが、近年の研究で強力な抗酸化作用を持っていて老化防止や脳の機能向上に効果がある事がわかってきています。個人的にはフィトケミカルの中では最優先で摂取を意識すべきと思っております。最近はスーパーやコンビニで比較的安価な冷凍ブルーベリーが売っており、ブルーベリーが手に入りやすいのが嬉しいところです。

 

・スルフォラファン

ブロッコリーやブロッコリーのスプラウト(新芽)に含まれる抗酸化作用の強いフィトケミカルで、アンチエイジングなどの効果が期待できます。こちらもアントシアニン同様、私の推しフィトケミカルです。スルフォラファンも以前、記事で書いておりますので気になった方はご参照頂ければ。

www.abney.fit

 

・イソフラボン

大豆に含まれる有名な「イソフラボン」もフィトケミカルの1種。美肌効果や女性のバストアップに効果的って説があるんですが、残念ながら信頼性の高いエビデンスがなかなか無いんですよね。なんらかの健康効果を期待してイソフラボンを摂るのは現段階ではあまりオススメしません。ただ、イソフラボンを抜きにしても大豆は栄養価が高く、食材としては優秀だったりしますんで、納豆や豆腐なんかを食べる事自体は良いと思われます。

 

・イヌリン

ゴボウやタマネギに含まれるフィトケミカルなんですが、こちらは食物繊維の1種でもあります。腸内環境の改善や花粉症の症状を軽くしてくれるというスーパー食物繊維。私自身、フィトケミカルの中でこれだけはサプリメントで摂っております。こちらも詳しくは以前の記事で書いております。なお、摂り過ぎるとお腹が張ったりしますのでご注意を。

www.abney.fit

 

・ルテイン

ホウレン草なんかに含まれ、目の健康や脳の若さを保つ働きをしてくれます。脂溶性なので、ルテイン摂取の観点からはホウレン草は脂質と油を使って調理するのがオススメ。ちなみにルテインも以前に2つほど記事にしていますんでご参考までに。

www.abney.fit

 

そんなわけで6つほど挙げましたが、フィトケミカルはまだまだ種類もありますし、研究なんかであらたに効果が判明することもありますんで、また折を見て書こうかと思います。

 

ちなみにイヌリンは腸内環境の状態だったり、花粉症持ちかで評価が分かれるところなんですが、それ以外の5つだと個人的には

 

アントシアニンとスルフォラファン

ルテイン

リコピン

超えられない壁

イソフラボン

 

の順でオススメのフィトケミカルです。まあ前述のように大豆自体の栄養価は高いので、食材そのものとしては良いですし、今後の研究で新たにイソフラボンの健康効果が発見される可能性も充分にあるので評価が変わることもあるかもしれません。

 

 

スポンサーリンク