abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

お酒を飲むと老ける!飲酒するなら老化対策もしよう!

こんにちは。

 

以前も記事にしたのですが、「酒は百薬の長」は全くのウソでして、健康面においてはデメリットばかりのアルコール。私自身もかなりの酒好きでして、お酒を飲んでいる時間は楽しいので人生においてはデメリットばかりではないのですが、いかんせん健康への影響を考えながらお酒とは付き合いたいところ。今回は「お酒と老化」の話です。

 

みなさんもご存じの通り、お酒を飲む事で体内に入ってきたアルコールは肝臓で分解されるわけなんですが、肝臓はアルコールを分解、解毒する際に活性酸素を発生させます。このブログでも何度か書いておりますように活性酸素は身体の有害物質を排除してくれる働きがあるものの、大量に発生することで身体の細胞をも攻撃し、老化スピードを加速させてしまいます。

 

また、アルコールは眠りを浅くしてしまう作用もあるのですが、活性酸素は睡眠が充分でない場合も大量発生してしまいます。アルコール自身が活性酸素を発生させ、アルコールによって睡眠が浅くなることでまた活性酸素が発生するというダブルパンチになってしまうわけですね。

 

こういった流れで老化を加速させてしまうアルコール。飲まなければ一番ではあるんですが、わかっちゃいるけどやめられないのがお酒というもの(笑)せめてお酒を飲む際に活性酸素の発生や老化作用を少しでも抑える対策も立てておきたいところですね。最後にアルコールによる活性酸素対策の方法を挙げておきますのでご参考までに。

 

・栄養!

肝臓はそれ自体の力だけでアルコールの分解をするわけではなく、アルコール分解酵素の素であるタンパク質、その酵素を活性化させるビタミンB群や亜鉛、マグネシウムなどの栄養素を介してアルコールを分解していくため、栄養不足だと肝臓の負担が大きく、アルコールによる様々なダメージも受けやすくなってしまうため、栄養は摂っておきたいところ。日々の食事で栄養を摂るのが一番重要ですが、手っ取り早い対策としては卵。ビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素を含むため、お酒を飲む前に卵を食べておくことでアルコールの負担を少しは軽減できるかと思われます。

 

・抗酸化!

このブログでも何度か書いております。活性酸素のダメージを軽減するための抗酸化作用。ブロッコリーのスルフォラファン。トマトのリコピン。ブルーベリーのアントシアニン。ホウレン草のルテイン。乳製品、特にホエイプロテインなどのシステイン(が体内で変化するグルタチオン)などが強い力を持つ抗酸化物質。前述の卵に加え、お酒好きな人は日ごろからこれらを意識して食べると良いかと。

 

・運動!

運動はそれ自体はアルコールと同様に活性酸素を発生させてしまうのですが、アルコールとは違いデメリットばかりではなく、運動、特に筋トレをすることによって身体の活性酸素への適応能力を向上させると言われています。以前も何度か書いておりますが、アンチエイジングにもやはり運動なのですね。

 

 

そんなわけで私自身もお酒の飲み過ぎには気をつけようと自戒しつつ、活性酸素対策を充分にしてお酒を楽しもうと思う次第です。

 

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