abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

飲むと脂肪がもっと燃える!運動前には「あの飲み物」だ!

こんにちは。

 

運動の脂肪燃焼効果を高めるサプリメントみたいなものが結構ありまして、科学的にきちんと研究されている成分から効果の怪しいものまで千差万別だったりします。今回は身近な飲み物が実は効果的だよって話です。

 

結論から言いますと、脂肪燃焼の効果を高めてくれる身近な飲み物として知られていますのはコーヒー。コーヒーに含まれるカフェインには脂肪を分解する「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素の働きを活性化する作用があり、運動前に飲む事で、脂肪をエネルギーとして使う効率を高めてくれると考えられています。

 

また、以前の記事でも書きましたように、カフェインは運動のパフォーマンスをアップしてくれる働きもあるため、運動前のカフェインはかなり有用で、近年ではアスリート達がトレーニング前に飲む定番サプリメントの1つとなっているほど。

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カフェインだけでも運動効果はわりと上がるのですが、このカフェインの働きをさらに高めてくれる成分があります。

 

それが、緑茶に含まれる「テアニン」という成分。こちらがカフェインの脂肪分解効果をさらに高め、運動時に脂肪をもっと効率的に使いやすくすると言われております。

 

また、同じく緑茶に含まれるカテキンも前述のホルモン感受性リパーゼを活性化する働きがあるため、緑茶はカフェイン、テアニン、カテキンの3つの成分を含むので、運動前に緑茶を飲む事で脂肪をもっと燃える状態にしてくれます。

 

運動の脂肪燃焼効果を高めると言われるサプリメントなんかはわりとありますが、高価なサプリメントに手を出す前にまずは身近な緑茶から試してみてはいかがでしょう。

 

ちなみに注意点が2つほどありまして、カフェインは寝起きすぐに摂取すると自律神経が乱れやすいため、コーヒーにしろ緑茶にしろ起床後から90分ほどしてから飲む事をオススメします。

 

もう1つ、テアニンはリラックス作用もあるためハードな筋トレなど、高い集中力を必要とする運動の前には向かない可能性があります。とはいえ一方で集中力を高める働きもあると言われてまして、実際のところ筋トレ前に緑茶を飲んだらパフォーマンスが上がるのか下がるのか自分で試してみたものの、違いに関しては自分では良くわかりませんでした・・・。ハードな運動でパフォーマンスが下がるのが心配な方は緑茶は軽いジョギングなんかと組み合わせ、ハードな運動の際はコーヒーを組み合わせると良いかと。

 

あと、難点も1つありまして脂肪の分解を促進するために効果的なカフェイン量は最低100mg以上(厳密には体格によって変わる)と言われております。一般的な緑茶のカフェイン含有量は100mlあたり20mgくらいなので、カフェインの恩恵を充分に得ようと思ったら緑茶を500mlのペットボトル1本分くらいは飲まないといけないんですよ。

 

まあコップ一杯分くらいでも全く効果が無いってことはないと思いますので、飲める量を飲むことから試してみても良いのではないでしょうか。

 

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