abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

頭を良くするためにも運動だ!

こんにちは。

 

頭の良と運動って無関係なようで実は深く関係していまして、身体を動かした方が脳の働きが良くなるのが近年わかってきているようです。私自身も以前に読みましたが「脳を鍛えるには運動しかない」なんて本まで出ているほどです。

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運動をすると血流がよくなるってのはおそらくは皆さんもご存じかと思いますが、安静にしている時よりも歩いたり走ったりして体を動かしている時の方が20%ほど脳に運ばれる血液の量が多くなると言われています。血液は酸素や栄養素を運ぶ働きがありますんで、体を動かすことでそれだけ多くの酸素や栄養素が脳に運ばれ、脳の働きが高まるわけですね。こちらは即効性があるものの、持続時間も短く1~2時間程度の効果と言われております。

 

長期的な運動の効果としては、運動の習慣が続くことでBDNFの量が増える効果もあります。

 

以前、「腸活でBDNFが増えて頭が良くなるよ!」って記事を書きまして、その中で書いてありますように、BDNFってのは脳の中で道路工事や交通整理のような役割をしてくれる、いわば「脳のインフラ」です。

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BDNFがたくさん作られる事で脳の働きが促進されるんですが、残念な事にこちらは即効性に乏しく、運動をある程度は習慣付けなくては効果が期待できないようです。具体的には1日30分程度のランニングを週に3日ほど続けると数週間で効果が出ると言われております。

 

学生時代に陸上競技部に所属し、毎日鬼の様に走っておりました私としては低いハードルかと思うんですが、日ごろから運動習慣のない方にはちょっと大変に感じる運動量かもしれませんね。

 

要はBDNFの量が増えれば良いんで、効率よくBDNFの分泌量を増やすための方法を挙げていきますので参考にして頂ければ。

 

・複雑な運動をする

ここまでランニングを例に挙げてきましたが、単純な運動よりも複雑な運動をした方がBDNFが増えるようです。野球やフットサル、テニス、バスケといった定番のスポーツも良いかと思いますし、お一人様であればボルダリングやダンスなんかも良いと思います。

 

・リスクの高い運動をする

安全な運動よりも、ちょっと危険度のある運動の方がBDNFは増えるそうです。前述のボルダリングもそうですが、格闘技やスキー、スケートボード、ダンスであればベリーダンスやバレエなんかよりもブレイクダンスなんかの方がBDNFを増やすという意味では良さそうです。とは言え、ケガをしてしまっては元も子もないのでお気をつけて。

 

・ビタミンD

BDNFを作るのにビタミンDが必須になります。ビタミンDはキノコ類や鮭、納豆など食事からも摂れるんですが、日光に当たることによって体内で生成されますので、運動は屋外でする方が良いかもしれません。

 

 

今回はこの辺にしておこうかと思います。BDNFに関してはまだ解明されていない部分も多かったり、私自身もまだまだ勉強しなければならない事が多いんで、新しい情報を得ましたらまた書こうと思います。

 

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