こんにちは。
今年も年末が近づき、お酒を飲む機会が増えてくる方も多いんじゃないでしょうか。私は若い頃に比べてお酒を飲む機会は減ったものの、お酒は変わらず好きなので身体を労わっていきたいところ。今日は肝臓と腎臓の機能の低下を防ぐお話です。
アルコールが肝臓に悪いってのはみなさんも知るとろだとは思いますが、アルコールの摂取によって腎機能が低下し、腎臓病のリスクが上がると言われていまして、腎臓にも良くないんですね(厳密には脳や筋肉など全身に悪影響がそれはまた別の記事で・・・)。肝臓や腎臓は身体にとって悪いものを排出する大切な機能を担う臓器ですので大切にしていきたいところ。
そんな肝臓と腎臓を守るために意外な事が効果的だったりします。
それが、「運動」です。
もともと運動は腎機能の低下を防ぐために効果的と言われていまして、ウォーキングをする事によって慢性腎臓病患者の死亡率や透析移行率が低下したなんて例もあるほど。運動によって多くの酸素を取り込むと血流が促進されて血行が促進、血管が柔軟性を取り戻して腎臓への負担が軽くなるのが原因と考えられています。
肝臓も運動によって機能低下を防ぐと言われていまして、さらには脂肪肝の改善にも効果的なことがわかっています。脂肪肝ってのは単純に肝臓に脂肪がつくだけの話ではなく、その脂肪が肝臓の働きをジャマして機能を低下させてしまうんですね。
近年では筑波大学の研究が有名ですが、運動によって非アルコール性脂肪肝を改善が見られています。
運動自体が肝機能の低下を防ぐ上に脂肪肝による肝臓の働きの妨害も防いでくれるダブルパンチなわけですね。
こちらの研究自体は被験者として選んだ人たちの脂肪肝が非アルコール性脂肪肝、つまりお酒が原因で付いた脂肪肝ではないものに対し効果が得られたという研究ですが、そもそも運動自体が肝臓に良いし、アルコール性脂肪肝にも運動は効果的と言われていますので、肝臓や腎臓のためにはやはり運動を意識するのが良いかと。
肝臓や腎臓に効果的な運動としては「ウォーキング等の有酸素運動を1日30分以上を毎日」と言われております。これだけ聞くとちょっと大変なイメージですが、30分連続でなくともそれなりに効果は得られると思いますので、「通勤や通学に+アルファでちょっと歩く」くらいでクリアできるのではないでしょうか。車通勤の方は難しいかもしれませんが・・・。
そんなわけで肝臓や腎臓を守るためにも運動はオススメしたいところです。まあ本当はお酒を飲まなければそれがベストなんでしょうけど(笑)
スポンサーリンク