こんにちは。
しばらく立て込んでいてまた随分と更新頻度が空いてしまいましたがまたぼちぼちと更新していこうと思います。このブログも更新頻度は低いながらも7年ほど書いておりまして今さら感はあるのですが、新年度ということで基本に立ち返ろうかと。
そんなわけで今回はトレーニング、主に筋トレにおける「トレーニングの6原則」と呼ばれるものをご紹介していきます。トレーナーのスクールなんかだとカリキュラムのかなり序盤に教わる内容で超基本的なことなんですが、これを意識して日々のトレーニングをするかどうかで効果も変わってきますので、一読頂ければと思います。
①全面性の原則
まずは全身をバランスよくトレーニングしようって考え方です。お腹痩せしたいから腹筋のトレーニングばかりをやるっていう方なんかは結構いますが、全身をまんべんなくトレーニングすることで脂肪の燃焼の効率も良くなるし、トータルでカッコイイ身体になる事ができます。(そもそも腹筋のトレーニングは脂肪燃焼させるためには非効率的過ぎたりもします)
競技の世界なんかでは、筋力だけでなく柔軟性や持久力、競技特有のテクニックなど、1部分の強みだけでなくトータルな競技力の向上をしよう!っていう意味でも用いられます。
②意識性の原則
トレーニングしている部位を意識するのが大事という事です。ジムに行くとたまに脚のトレーニングマシンを使いながらスマホをいじったりする人がいたりするんですが、筋トレの最中は使っている部分に意識を向けて、その部分がきちんと使われているか感じて行なう事で効果が高くなります。
また、どういう目的でトレーニングを行なうか、なぜそのトレーニングを行なうのかを意識して取り組むのが重要という視点でも用いられます。
③反復性の原則
これはシンプルに「トレーニングを継続していきましょう!」という事です。1回トレーニングをすればすぐに身体が変わるわけでもなければ、せっかくトレーニングを続けてカッコいい身体になったとしても、トレーニングをやめてしまえば元の身体に戻ってしまいます。
④過負荷の原則
身体は一定以上の負荷(刺激)を加えなければ変わらないという原則です。例えば自宅トレを紹介する動画や書籍なんかで、水の入ったペットボトルをダンベル代わりに使ったりする例があったりしますが、それが空のペットボトルだとしたらどうでしょう?身体を変えるのに適切な運動でないのがわかるかと思います。
もちろん身体に対して必要以上にキツい負荷をかける事ないですが、身体を変えるためにある程度は自分に厳しいトレーニング負荷をかけていきましよう。
⑤漸進(ぜんしん)性の原則
これは過負荷の原則と少し似ている部分がありますが、トレーニングを続けていくうちに身体を変えるのに必要な量や負荷、内容などが変わってきます。要は身体がレベルアップするのにつれてトレーニング内容もステップアップしていく必要があるという事ですね。
ジムに通っている方であれば、通い始めは10kgくらいでやっていたトレーニングマシンに慣れてきたら重量を15kgにするとか、より動作の難しいトレーニングをやってみるなどをオススメします。
⑥個別性の原則
個人差のある体力や年齢、体格などに合わせてトレーニングを行なう事が重要ということですね。ジムでもたまに自分の筋力に見合った重量より重い重さでトレーニングをされている方を見かけたりしますが、適切な重量やトレーニングを選択することが重要になります。
以上がトレーニングの6原則です。公的機関なんかが明確に定義付けしているものではないため、指導者やテキストによって微妙に内容が違ったり、5原則だったり7原則だったりする事なんかもあったりするんですが、重要な事ですので参考にして頂ければと思います。
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