
こんにちは。
今回は前後編でお送りしております。間違ったストレス解消法のお話。
前編はこちら↓からどうぞ。
では前回に引き続き、間違ったストレス解消法を4つめから。
④ギャンブル
私自身はギャンブルを全くしませんので体感することができないんですが、理論上、ギャンブルは脳内麻薬を増やし、神経を興奮させる作用があると言われております。
この脳内麻薬の効果は非常に短く、なおかつギャンブルによって増えた脳内麻薬は分泌するたびに効きが悪くなっていきますので、ギャンブルをしていない時にはかえってイライラしてしまうようになります。今回ご紹介する6つの中では最悪の間違ったストレス解消法と言えるかもしれません。
ただし、これはあくまで「ギャンブル」が主目的の場合で、応援している騎手や馬、選手などがいるなど理由での競馬や競輪、ボートレース観戦や、海外ではカジノが合法の国がありますが、ゲームとしてポーカーなどを楽しむといった、主目的が「ギャンブル以外」の場合は例外となりますのでご安心を。
⑤ショッピング
ストレスが溜まった際に散財をしてしまう方も多いと思いますが、ギャンブル同様にお金を使う瞬間に脳内麻薬によって一時的に神経が興奮するため、なんとなくストレス解消をした気になってしまいますが、脳内麻薬の効果が切れれば、あとに残るのはストレスです。
ただし「お金を使う」事に関しては、やり方によってはストレス解消に効果的なケースがあります。
それは「経験にお金を使った」場合。
ジムや英会話スクール、料理教室などの体験(もちろん継続的に通うのもOK)や行った事の無い場所への旅行、美術館、博物館など知見の深まる場所へ行くなどにお金を使った場合はストレス解消にも有効と言われています。
ちなみに読書や映画などはジャンル、内容に左右される部分が大きいので何とも言えませんが、自分の「経験」となるものを選べば良いかもしれません。
⑥ゲームやSNSなどのスマホ使用
これはなんとなく感じられる方もいるんじゃないでしょうか。
スマホの使用は脳にドーパミンの分泌を促しますが、前編でご紹介したタバコや爆食の時の様にドーパミンの効力が切れれば結果的には逆効果となります。
ただしスマホ使用もお金を使う際と同様にストレス解消に効果的な場合があります。
ストレス解消に効果的なスマホ使用法は「目的意識を持って使う」事。
SNSであれば、流れてくるポストをなんとなく眺めるのではなく、例えばX(旧Twitter)には「リスト」といってフォローとは別に特定のアカウントだけのポストが流れてくるリストを作成する機能がありますので、それを利用し、「健康に関する情報を得る」などの目的を持って、健康情報を発信をしているアカウントまとめたリストを作成し、情報収集のためにSNSを使うなどの場合は問題ありません。
これがゲームの場合であっても、なんとなくゲームアプリを開いてダラダラとやるのではなく、時間を決めるなどして、「気分をリフレッシュするためにやる」などの明確な目的意識を持って使用するとスマホもストレス解消に繋げることが出来るわけです。
今回は前後編に分けて書いてきましたが、いかがでしょうか?
もし思い当たる事などがあれば、なんとなく行なっているストレス解消法を見直してみてはどうでしょう。
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