
こんにちは。
「食べ過ぎてはいけない」と思っているのに、自分の意志に反して、つい食べ過ぎてしまう時などがあるかと思います。そんな時に「自分は意思が弱い」と思い込んでしまう人も多いのでは。
しかしながら、「食べ過ぎ」に関しては意思の強さよりも重要なものがありまして、今回はそのお話を。
人間の食欲というものは、主に胃から分泌される「グレリン」というホルモンによって起きまして、このグレリンが脳を刺激することによって「お腹がすいた」という感覚を感じます。そして、このグレリンというホルモンの分泌が乱れることで、食欲も強く感じやすくなり、結果、食べ過ぎにも繋がりやすくなります。
簡単には、「グレリンの働きが強すぎると必要以上に食べたくなる」って事ですね。
このグレリンに関しては、以前の記事でも触れておりますが、睡眠不足によって分泌が過剰になりやすいので、睡眠はしっかり取るべきと書いてきましたが、他にも意外な事で分泌が過剰になってしまいます。
その意外な事とは、「食事のリズム」です。
本来、グレリンは決まったタイミングで分泌され、人間はそのタイミングで食事を摂ることで、グレリンの分泌が安定し、決まったタイミングでまたグレリンが分泌する。といったように、食事のタイミングとシーソーのようにバランスを取って、身体にとってちょうどいいタイミング、ちょうどいい量で分泌されるものです。
ところが、食事のタイミングが不規則になるとグレリンの分泌も不安定になり、本来は分泌されるべきでないタイミングでグレリンが分泌されて無駄な空腹を感じやすかったり、ドカ食いしやすくなったりします。
忙しくて食事の時間を固定しにくい現代人にはなかなか厳しい身体のシステムですね。
さて、このグレリン分泌の乱れに関しての対策ですが、基本的には「食事の時間をなるべく固定する」という事になってしまいます。
お仕事の時間が不規則な方なんかにはなかなかハードルが高いかもしれませんが、前後1時間程度でしたらズレてもそこまでは影響ないので、まずはこれを試してみることをオススメします。
それでも難しい場合は、まずは朝食だけでも決まった時間に摂るのを心掛けると良いでしょう。これも前後1時間程度のズレは問題ありません。朝食を決まった時間に摂ることでグレリンの分泌リズムは整いやすく、その後の食欲のリズムも安定しやすくなるため、必要以上の食欲に悩まされる事も少なくなるかと思われます。
「つい食べ過ぎてしまう」は意思の弱さが原因と思いがちですが、実際にはホルモンの分泌によって左右されやすいもの。根性論でガマンする前に生活リズムの見直しをしてみると良いかもしれません。
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