こんにちは。
このブログではアンチエイジングについて何度か書いてきていますが、意外なことが老化に繋がることがあったりします。
そんな意外な事と言いますのが、実は「座る時間」だったりします。
毎日デスクワークなどで座っている時間が長いと、下半身の筋力が衰え、血流が悪くなったりするため、こういった筋力の面などからも座る時間が長いと老化に繋がるとも言えるのですが、今回の本題は実はここから。
人間の加齢は「テロメア」という粒子の長さが指標の一つとなることがあります。このテロメアというのは染色体の端っこが擦り切れないように保護するキャップのようなものです。スニーカーのヒモの端っこについてるテープのようなものだとイメージして頂ければよいかと。
このテロメアは細胞分裂をすると短くなっていくために加齢の指標とされていて、すごくざっくり言ってしまうと、年をとるほどテロメアは短くなっていきます。
話を戻しますが、一日の中で座っている時間が長い人ほど、テロメアが短いという傾向にあるそうです。極端に言ってしまうと、座っている時間が長い人ほど年を取りやすいということですね。
これってシンプルに運動不足は加齢に繋がるという話なのかと思いますが、やみくもに運動すればテロメアが長くなるのかというと、そう単純な話でもないようです。
こちらの研究によりますと、45分の有酸素運動もしくはHIIT(高強度のインターバル運動)を行なった被験者はテロメアの長さが長くなっていたものの、筋トレを行なった被験者には変化がなかったそうです。
筋トレを行うことで成長ホルモンの分泌が増え肌や髪の代謝を促し、アンチエイジングに繋がっていくのは以前に書きました通りですが、テロメアの長さには影響を与えないのは意外なところ。
そんなわけで。テロメアの長さだけが加齢の指標になるわけではないものの、アンチエイジングの一つの方法としては、座る時間を短くして有酸素運動をなるべく行なうのも良いようです。
このブログを書いていると自戒する事が多いですが、私自身も自宅では座っている時間は結構長いと思いますので意識しないとですね・・・。
では。
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