abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

アンチエイジングのための抗酸化入門

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こんにちは。

 

アンチエイジングには炎症を抑えよう!なんて記事を書きましたが、

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炎症対策以外にも、アンチエイジングのポイントはいくつかありまして、その一つが「酸化」。今回はコチラについて書いていこうと思います。

 

まずそもそも酸化とは何なのか、という話ですが、人間の身体は呼吸で酸素を取り入れて、エネルギーを作り出すために利用していますが、取り入れた酸素の一部は「活性酸素」というものに変わります。みなさんも活性酸素の名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。

 

さて、この活性酸素は悪いイメージを持たれがちなんですが、体内に入ってくる菌を排除したり等の良い働きもしております。ところが、活性酸素というのは反応性の強い物質でして、増えすぎると身体の細胞まで傷つけてしまいます。この活性酸素による細胞のダメージが「酸化」です。そしてこの酸化によるダメージが老化に繋がっていくわけです。

 

つまりはこの酸化を防ぐ「抗酸化」が炎症対策に並ぶアンチエイジングのポイントだったりするんですが、現代社会では酸化の原因が多く、具体的には喫煙や精製糖(白い砂糖)、サラダ油などの酸化した油、加工食品の摂取などで身体は酸化していきます。大きいレベルの話だと大気汚染なんかも酸化の原因ですね。

 

私個人のこの辺の対策としましては、もともとタバコは吸っていませんし、自宅で食事をする際はオリーブオイルやきび砂糖を使います。加工食品は完全には排除できてないものの、昔に比べれば食べる機会はだいぶ減っています。

 

そして、酸化の原因を減らと同時に「抗酸化物質」を摂取するのが重要。抗酸化物質が活性酸素を無毒化してくれる作用があります。

 

具体的には緑黄色野菜に含まれる「ビタミンA」、野菜や果物に含まれる「ビタミンC」、ゴマやナッツ類なんかに含まれる「ビタミンE」が一般的な栄養素。また、知名度は高いものの今ひとつ世間一般に有用性が認知しない「ポリフェノール」が酸化には有効です。

 

ポリフェノールはコーヒーやココア、チョコレート(カカオ含有量の高いもの)、赤ワインや緑茶など、様々なものに含まれています。ベリー系もポリフェノール含有量は非常に高く、私はスーパーで冷凍のブルーベリーを買ってよく食べています。

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まとめると、抗酸化にはタバコや精製糖、サラダ油や加工食品を避け、ビタミンA、C、Eやポリフェノールなどの抗酸化物質を摂取することを意識すると良いと思います。

 

ちなみに市場に回っているオリーブオイルは混ぜものが入っていたりして、抗酸化効果が薄くなったりしているものが多いようです。私もどのブランドが確実に100%安心かまではわからず・・・。とりあえずイタリア産にまがい物が多いそうなので、スペイン産で有名所の「ガルシア」のオリーブオイルを使っております。ご参考までに。

 

 

抗酸化に関してはまたそのうち書いていこうかと思います。

 

では。

 

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