abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクターがダイエットや健康について語っていきます。

「デブは甘え」はウソ!!

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こんにちは。

 

よく、「デブは甘え」なんて言葉を聞くんですが、個人的にはそうは思わないわけです。今回はそこを紐解いていこうかと。

 

ダイエットにはタンパク質が大事!タンパク質を摂るべし!って事を何度か書いているわけですが、

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理由としてはいくつかあるんですが、まずはこれまで書いてきたように基礎代謝の問題。人間の身体は、ただただ摂取するカロリーを減らしていくだけだと基礎代謝を低下させて痩せにくい身体になっていきますよ~。っていうのが一つ。詳しくは過去記事を読んで頂ければと。

 

次に、「食事誘発性熱産生(DIT)」という現象について。

 

人間は食べ物を食べた時、消化吸収された栄養の一部が体熱(カロリー)となって消費されます。食事をした後、なんとなく身体が暖まったように感じる事があるかもしれませんが、それはこのDITが原因です。

 

ちなみにDITで消費されるカロリーのパーセンテージは、糖質だと約6%、脂質だと約4%、タンパク質だと、なんと30%もカロリー消費すると言われています。

 

通常の食事では糖質、脂質、タンパク質をそれぞれ摂るので、全体の摂取カロリーの大体10%くらいがDITによって消費するとされていますが、同じ摂取カロリーでも、食事の中でタンパク質の割合を増やせばDITによる消費カロリーが増えるため、ダイエットにはプラスになるわけです。

 

そしてもう一つ重要なのが食欲の問題。

 

以前、睡眠について書いた際に、人間の食欲は本能であり、それをメンタルでコントロールするのはかなり困難でエネルギーが必要と書きましたが、

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シドニー大学のチャールズパーキンスセンターの研究によると、人間の食欲はタンパク質の適切な量を摂取できるまでは続き、食事におけるタンパク質の割合が減少すると、総摂取カロリーが高くなる傾向にあったそうです。

www.nzherald.co.nz

簡単に言うと、タンパク質の少ない食事は満足度が低く、たくさん食べてしまい、結果的にたくさんカロリーを摂ってしまうという事です。逆に言えば、タンパク質の割合の高い食事をすれば、比較的、少ない量の食事で満足でき、摂取カロリーは最終的に少なくなるわけですね。

 

改めて書きますが、食欲は人間の本能であり、それをメンタルでコントロールするのは困難でエネルギーが必要なことなんですよ。「食べたい」っていう欲求をただ根性論で抑えつけて摂取カロリーを減らすだけなのはダイエットの行動においては正解とは言い難いところです。

タンパク質をしっかり摂取すれば食欲は満足しやすく、DITが増えるため、摂取カロリーをある程度抑えて食への満足度もある程度は満たせるわけです。

 

肥満はもちろんタンパク質の摂取量だけの問題という事もないんですが、ここまで書いたようにタンパク質が足りてないだけで食欲も旺盛になってたくさんカロリー摂取しちゃうし、消費するカロリーも減っちゃうし、ダイエットは根性論では語れないよね。というお話でした。

 

では。

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