abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

科学的に効果が証明されている「瞑想」のススメ

f:id:abney:20190617175328j:plain

こんにちは。

 

「瞑想」というと、ちょっと宗教だったりスピリチュアルだったり、そんな非科学的な印象を持つ方も多いと思うのですが、瞑想に関しては様々な科学的研究が行なわれていまして、瞑想をすることでフィジカルにもメンタルにも好影響を与えることがわかってきております。

 

例えば瞑想を日常的に行なっている人は脳にある「灰白質」という神経細胞が集まっている部位が増加すると言われておりまして。

medicalxpress.com

この灰白質っていうのは、すごくざっくり言うと、認知だとか意識だとかっていうものが集まっている部分でして、この部分が少ないと鬱になったり、認識力が低下したりなんてことが起こるそうです。

 

逆に言うと、瞑想をして灰白質が増えると感情が安定したり認識力が上がったりするわけですね。

 

私自身、子供の頃なんかは結構な心配症でして、物事をわりと悪い方向に考えがちなところがあったりしたんですが、瞑想を取り入れてからはネガティブな考えがだいぶ減ったように思いますね。

 

他にも集中力や記憶力の向上や睡眠の質の向上、免疫力アップまでと心身に素晴らしい効果があることがわかってます。

 

序盤でも少し触れましたが、瞑想の効果に関しては「科学的研究によって」解明されています。つまり「信じるものは救われる」的な思い込みの効果だったり気のせいだったりというわけではないんですね。

 

さて、そんなわけで集中力や記憶力を向上させ、ぐっすり眠れるようになるし免疫力が上がって風邪を引きにくくなる上に不安にもなりにくくなる瞑想。

 

ちょっと始めてみようかなー・・・と思ってみて頂ければと思います。

 

やり方は実はすごく簡単。座って呼吸に集中するだけです。

 

もう少し詳しく書きますと、あぐらでも椅子でも良いので座って背筋を伸ばします。手は好きな位置に置いて良いのですが、本格的に行うなら手の親指と人差し指で輪を作って膝の上に置きます。(掌の向きはどちらでもOK)

 

目を閉じ、鼻から深く息を吸って口からゆっくり吐きましょう。慣れないと最初は深く呼吸できないと思いますが、瞑想が習慣化してくると深い呼吸ができるようになります。

 

瞑想をしている間は何も考えずに呼吸に意識を向けます。呼吸の秒数を「1,2,3,・・・」とカウントしても良いかと思います。

 

瞑想をしていると「やらなければいけない事」や「過去の記憶」など色々な思考が浮かんでくると思いますが、そもそも人間の思考というのは一点に集中できないように設計されていますので、呼吸以外の事に注意がそれても、ゆっくりと呼吸に意識を戻していけばOKです。

 

タイマーなどを使い、設定した時間が来るまでこれを続けるだけです。私は15~20分ほど行なっていますが、最初は3分くらいから軽い気持ちでやってみるのが良いと思います。

 

瞑想はたまに長時間やるよりも、短時間でも良いので習慣化することが大事です。

 

もうちょっと本格的にやり方を知りたいっていう方は、「始めよう。瞑想」っていう本がわかりやすくてオススメです。

 では。

スポンサーリンク