abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

間違ったイメージを持たれがちなアレがダイエットにも有効ですよって話。

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こんにちは。

 

ダイエットにおける重要事項はたくさんあるんですが、「イメージで摂取するものを決めない」っていうのは結構大事だと思います。よくある例で言うと、「肉は太りやすい」みたいなものですね。

 

肉に関して言うならば、豚バラや牛カルビのような一部のハイカロリーな肉のイメージが他の種類にまで飛び火してるのかと思いますが、例えば鶏肉。

 

胸肉とささみはご存知のかたも多いかもしれませんが低カロリーの代表格みたいな肉で、当ブログでは何度か書いているように、ダイエットにおいてはタンパク質が超重要で、そのタンパク質も含有量が高いんですよ。

 

また、鶏肉の中でも高カロリーとされるモモ肉ですら、100gあたり250kcalです。これだけ聞くとピンと来ないかもしれませんが、100gあたりのカロリーで言えば、わずかですが食パンより低カロリーなんです。(※食パンは100gあたり260kcalほど)もちろん肉ですからタンパク質も豊富に含まれています。

 

このように、ダイエットにおいてマイナスなイメージを持たれやすいものって結構あると思うんですが、今回はそのうちの1つ、圧倒的にダイエッター、特に女性にマイナスイメージを持たれているものについて書いていこうと思います。

 

それは・・・「プロテイン」です。

 

ダイエットにかなり有効で、是非ともダイエッターの皆さんにオススメしたいものなんですが、この名称を出すだけで、「マッチョ御用達の飲み物」とか、「飲むと太りそう」みたいな言葉を頂くことが多いです。

 

そこで今回はプロテインにスポットを当てて書いていこうと思います。

 

これはプロテインに前述したマイナスイメージを持っている方にお聞きしたいのですが、そもそも、プロテインってなんだと思いますか?

 

あくまで私の経験上ですが、プロテインにマイナスイメージを持っている方の大半はこの質問に的確に答えられないんですよ。

 

プロテインって何かという質問の答えですが、プロテインっていうのは、タンパク質です!!

 

「タンパク質」という言葉を英語にすると「Protein」。つまりプロテインなんですが、一般的にはタンパク質のサプリメントをプロテインと呼び、つまり、プロテインを飲むというのはタンパク質を摂取してるだけなのです。

 

肉や魚を食べてタンパク質を摂取するのと、プロテインを飲んでタンパク質を摂取するのは基本的には同じ事です。(厳密には少し違いがありますが、今回は割愛)

 

さて、プロテインについては結構間違ったイメージを持たれがちなんですが、まずは、「プロテインを飲むとマッチョになるんじゃないの?」という話。

 

確かに筋肉をつけるにはタンパク質が必須で、プロテインを飲むことでタンパク質が効率よく摂取できるため、ボディビルダーを始めとする、マッチョな皆さまは大半の方がプロテインを使用していると思います。

 

ただし、プロテインは前述のように単なるタンパク質で、タンパク質を摂取するだけでは基本的に筋肉はつきません。筋肉をつけるためのトレーニングとセットにすることで、筋肉は大きくなり、いわゆるマッチョになるわけです。

 

逆に筋肉をしっかり付けたいという方がトレーニングをしっかりしているのになかなか筋肉がつかないという場合、タンパク質の摂取量が不足している場合がありますので、食事のタンパク質量を増やすか、プロテインを使用してタンパク質摂取量の底上げをする良いかと思います。

 

そして、「プロテインを飲むと太るんじゃないの?」ってイメージもたまにあるようですが、確かにプロテインを飲むことによって摂取カロリーが多くなりすぎた結果、太ることはあるかもしれません。

 

ただし、タンパク質は1gあたり4kcal。20gのタンパク質をプロテインで摂取したとして80kcalです。(※プロテインに砂糖などが含まれている場合はさらにカロリーが増えます。)ダイエットにおけるタンパク質のメリットを考えると、わずか80kcalなら仮に飲んで太った場合、原因は他の食事の摂取カロリーにあると考えるほうが自然です。

 

そんなわけで間違えたイメージを持たれがちなプロテインですが、以前から書いてるようにタンパク質はダイエットにおいては最重要なので、食事から本当に充分な量を摂取するのが難しい場合、プロテインで摂取量をカバーしたほうがダイエットも順調に進むんじゃないかと。

 

ちなみにタンパク質の摂取量に関しては以前書いておりますので、こちらも参考にして頂ければ↓

www.abney.fit

 

では。

 

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