abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

劇的に眠りにつける!認知シャッフル睡眠法!

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こんにちは。

 

これから蒸し暑い季節になるにつれて、夜も寝付きが悪くなる日が出てくるのではないかと思います。今日は、なかなか寝付けない夜の対策、「認知シャッフル睡眠法」をご紹介。

 

元々はカナダのサイモン・フレーザー大学の認知科学者、リュック・ボードウィン博士が考案した睡眠法で、脳に「眠りのスイッチを入れさせる」睡眠法です。

 

ボードウィン博士が提唱する具体的な方法としては、布団に入ったら、まず1つの英単語を思いうかべ、その単語を綴っているアルファベットを頭文字にした単語をどんどん連想するというもの。

 

例えば、「BIRD(鳥)」を最初に思い浮かべたら、その後は、「B」から始まる単語、「BREAD(パン)」「BABY(赤ちゃん)」「BEETLE(カブト虫)…。いくつか連想した後は、に文字目「I」から始まる単語、「IRON(鉄)」「ISLAND(島)」…といったように連想していきます。

 

これを行なうと、脳がどんどん睡眠へのスイッチを入れていき、気づけば眠りに落ちています。

 

ただ、アルファベットのこのやり方は日本人にはなかなか馴染まないと思いますので、私がおすすめするのは、「五十音順」で行う方法。

 

まずは布団の中で、あ行~わ行の好きな五十音の行を選びます。その選んだ行の5文字が最初に来る単語を思い浮かべます。ちなみにや行とわ行は3文字づつしかないんで、早く眠れる自信が無い方は選ばないほうが良いかも。

 

例えば、ま行を選んだなら最初は「ま」から始まる単語、「豆」「マンガ」「マイク」「マントヒヒ」、ダウンタウンの「松本人志さん」などの固有名詞もOKです。ある程度連想したら、次は「み」。「ミツバチ」「みかん」「三日月」…といった様に、連想していきます。

 

ちなみに私は頭文字1つあたり、大体5~7個程度の単語を連想したら次の頭文字に行き、3つ目か4つ目あたり、例えば「ま行」なら「む」か「め」あたりで眠れる様になっています。

 

さて、この認知シャッフル睡眠法、2つほどコツが有りまして、1つは、「気持ちを高ぶらせる単語や連想するとストレスにつながる単語は避ける」こと。

 

例えば、サッカーが大好きすぎて、サッカーのことを思い出すと興奮してしまう方は、「サッカー」を連想するのは避ける。この場合、さ行以外の行で連想するように決めるのも良いでしょう。他にも銀行で勤務していて、毎日激務がストレスになる場合なんかは、「銀行」を連想するのを避けるため、か行でも「濁点は禁止」や「か、く、け、こ、の4文字で連想する」など、NGワードと、それを避けるルールを事前に決めておくと良いかと思います。

 

2つめのコツは「言葉」だけでなく「映像」がイメージできる単語にすることです。前述のボードウィン博士によれば、「人間は脳が論理的に考えているうちは眠りにつけない」と話していますので、思い出した言葉は映像化して「論理」からなるべく切り離すのがポイントになります。そういう意味では、先程の「ま」で言えば「真面目」の様な映像がイメージしにくい単語よりも「松本人志さん」のような固有名詞で映像がイメージしやすい方が良いかもしれませんね。

 

そんなわけで劇的に眠りにつける認知シャッフル睡眠法、眠れない夜にお悩みの方は試してみると良いかと。

 

では。

 

 

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