ビタミンCで花粉症の症状が軽くなる話

こんにちは。

先日、友人から「ビタミンCのサプリメントを飲むようになってから花粉症の症状が楽になった」と言われまして。私自身が以前より書いておりますようにイヌリンによって花粉症の症状をほぼ感じなくなりましたので、その後、他の有効な成分に関しては特に調べてなかったんですが良い機会なのでビタミンCと花粉症についてちょっと調べてみました。

そもそものビタミンCの主な働きってのは「抗酸化」。簡単に言ってしまうと身体の劣化を防いでくれる事になります。これにより肌荒れを防いだり免疫力を高めて風邪なんかの治りを早くしてくれたりします。

花粉症ってのは免疫が過剰に働いている状態なので、免疫力が高くなっても症状が軽くはならないんじゃないの？と思っていたのですが、どうも別の角度から働きかけてくれるようです。

花粉症をはじめとするアレルギー症状は「ヒスタミン」っていう物質がトリガーになっているんですが、ビタミンCはこいつが働くのを抑えて血中のヒスタミン濃度を下げてくれるようです。結果として花粉症の症状が軽くなる。わりとシンプルですね。こんな簡単な事をなぜ今まで知らずにいたんだ私は。という感じです(苦笑)

さらにはアレルギー反応は活性酸素によっても活発になるそうで、ビタミンCはこの面でも花粉症対策に一役買ってくれるようです。先ほども書きましたようにビタミンCの主な働きは「抗酸化」。活性酸素によって身体の酸化反応が進むと花粉症の症状がひどくなりやすいのですが、ビタミンCが持つ抗酸化の働きがこの酸化反応も抑えてくれるため、結果として花粉症の症状も抑えられるようです。

厳密にはこの働きは抗酸化作用のある他の栄養素でも起きるんで、理論上はビタミンAやビタミンE、ポリフェノールなんかでも同じ効果が期待できるんじゃないかなあと思います。この辺は私の推測なんで確実ではないですが。

そんなわけで花粉症対策にはビタミンCも有効かもしれないというお話でした。厳密には専門外とはいえ、まだまだ勉強しなければいけない事が多いなあと思う今日この頃です。

ちなみに私自身はイヌリンでかなり花粉症の症状が抑えられてますんで、詳しく知りたい方は過去記事をどうぞ。