こんにちは。
年度末でちょっと色々と立て込んでおりましてブログが滞りがちですが、折を見て更新していこうと思う次第です。今日は「頭をよくするには腸活だ!」ってお話です。
腸の重要性ってのはこのブログでもたびたび書いてきておりますが、以前から触れてきておりますように「脳腸相関」といって、脳と腸は神経を介して密接な関係にあり、お互いの状況が影響を与え合います。「脳が強いストレスを感じるとお腹の調子が悪くなる」とかがわかりやすい例です。
以前の記事でも書いておりますように、腸内環境が悪くなると脳に影響してメンタルが不安定になりやすかったりするんですが、脳の機能まで影響を与えてしまうことがあります。雑に言えば腸内環境が悪くなると頭も悪くなるってことですね。
この影響ってのはマイナスな事ばかりではなく、実は腸内環境を良くする事で脳に対して良い影響を与えたりすることもできます。例えば腸ってのは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を担っておりまして、このセロトニンはメンタルを安定をさせてくれるので、腸が働いてセロトニンを充分に分泌させることで不安やストレスに対して強くなったりします。
そしてここからが本題ではありますが、近年注目されている「BDNF」っていう物質がありまして、脳が新しい神経回路を作って神経伝達をするための物質なんで、例えて言うと、脳の中で道路工事や交通整理なんかをしてくれる「脳のインフラ」を担ってくれる物質です。脳内でこのBDNFが増えると記憶力や情報処理能力が向上すると言われております。
そして近年では、腸内環境の良し悪しがこのBDNFの量にも影響を与えることがわかってきてまして、食物繊維が腸内で分解された際にできる「酪酸」っていう物質がBDNFの増加に関わってくれます。
この酪酸の生成量を増やすためには腸内細菌にしっかり餌を与えてガッツリ働いてもらう事が大事。具体的には「水溶性食物繊維」と「オリゴ糖」が特に効果が高く、この2つを摂取することで酪酸の生成量は増えていきます。
突き詰めて言えば「腸内細菌に水溶性食物繊維やオリゴ糖を与えれば頭が良くなるよ!」って話ですね。かなり雑にまとめてしまいましたが(笑)
ちなみに水溶性食物繊維は海藻類やキノコ、イモ類など、オリゴ糖は豆類、タマネギ、ニンニク、バナナなどに含まれておりますが、私は手っ取り早く水溶性食物繊維はイヌリンの粉末、オリゴ糖はてんさいオリゴ糖シロップを買って摂取しておりますご参考までに。
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