abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

最短で痩せたいならHIITが良い説

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こんにちは。

 

先月末にNESTA PERSONAL TRAINER'S SUMMER SESSIONというトレーナーのためのセミナーに参加しまして、そちらで受講しました講義の中で行なった「HIIT」っていう運動法がダイエットに効果的じゃないかと思いますので書いていこうと思います。

 

HIITというのは「High-intensity interval training(高強度インターバルトレーニング)」 の略称で、「ヒート」とか「ヒット」とか呼び方は特に定まってないようです。私はそのまま「エイチアイアイティー」と呼んでおります。

 

具体的には、ハードな運動と休憩を交互に行ない、筋力維持しつつ脂肪燃焼効果を得るのが目的な運動となります。私も以前から文献なんかで読んで知ってはいたんですが、実際にきちんとしたやり方でワークアウトを行なってみたのは先日のセミナーが初めてでして、実際にやってみるとコレがかなりキツい(苦笑)

 

一昔前までは「脂肪燃焼には有酸素運動だ!」なんて言われておりましたが、以前の記事でも書きましたように、有酸素運動って行なう時間に対してちょっと効率が良くないんですよね。

www.abney.fit

リンク先の記事で有酸素運動の消費カロリーについては書きましたが、なんでも講義の内容によれば、HIITは有酸素運動の半分の時間で6倍の脂肪がエネルギーとして使われるんだとか・・・。運動指導者として色々な勉強をしておりますと、半分の時間で6倍の消費っていうのはにわかには信じがたいところでもあるんですが、かなりの高強度トレーニングではありますので、運動時間に対するカロリー消費の効率が大きいってのは動かしがたい事実なのかと思います。

 

また、HIITのもう1つの利点としましては、筋トレ同様、EPOCが期待できること。EPOCに関して詳しくはリンクを貼った記事を読んで頂ければと思いますが、身体が運動後も消費カロリーが高い状態が持続する現象です。

 

そんなわけで、短時間で多大なカロリーを消費するHIIT。てっとり早く痩せたいという方は運動に取り入れてはいかがでしょう?ただしかなりキツイです(笑)

 

具体的なやり方としては

 

20秒全力ダッシュ(その場のもも上げなどでもOK)→10秒ウォーキングなどで休憩

 

を4分(慣れてきたらもっと長くしても)繰り返すだけ。

 

まあこれだけだとつまらないので、腕立て伏せや反復横跳び、スペースがあれば縄跳びなど、心拍数をガッツリ上げられるものなら何でもMIXしてOKです。

 

もう少し知りたい!!という方は岡田隆先生の「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」って本がDVD付き(紙書籍版のみ)で初心者にも行ないやすい種目を紹介してますのでオススメです。

私自身も正直、キツいのは嫌いなんですが(笑)絞りたい時には自分のトレーニングに取り入れていこうかと思います。

 

 では。

 

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