こんにちは。
だんだん夏も終わりが近づいてきてるのかと思う今日この頃ですが、まだ暑さがのこる日々ですので、前回に続きデオドラントの話を・・・。
前回の記事では「デオドラントの使いすぎにより、かえって体臭が悪くなるかもしれないよ」って事を書きましたが、デオドラントには他にリスクが有りまして。
まず、大抵のデオドラント製品は清涼感があるのものが多数ですが、そういった製品にはエタノールなどが多く配合されていまして、大量に使うと皮膚がかぶれたりなどのリスクがあったりしますので、注意が必要です。
まあ皮膚へのリスクはかぶれなどが起こらないか様子を見つつ、使用量を調節していけば良いのですが、もう一つ怖いのは、タイトルにも書きましたように「制汗デオドラントの使用で熱中症のリスクが高まる」ということです。
以前の記事にも書きましたように、そもそも汗をかくというのは「体温調節」のために起こる現象です。
汗の機能に関して詳しくははリンク先の過去記事を読んで頂ければと思いますが、要は汗をかくことによって人間は体温を調節していきます。しかし、デオドラントの「清涼感」によって体感温度を実際の体温に差が出てきてしまう事があります。
また製品によっては、「物理的に汗腺を塞ぐ事によって汗を出にくくする」なんていう怖い機能を持ったものもあります。
こういったデオドラントによる発汗機能の妨げによって身体は体温調節が上手く行かなくなり、熱中症のリスクが高まっていくとされています。デオドラントの使いすぎは怖いものですね。
ただ、それでは全くデオドラントを使えないのかと言うとそうでもなく、人体の中で「ワキと足」にかく汗は、体温調節の機能をそれほど担っていないと言われていまして、この2箇所はデオドラントにより汗の量が抑えられても熱中症のリスクを高めないと言われています。
そんなわけでデオドラントを使用する場合は熱中症リスクを高めないためにデオドラントを使う部位はワキと足の2箇所にとどめる。事をオススメします。
そもそもの話としてデオドラントの使いすぎは良くないですが、前回の記事にも書きましたように、全く使用しないのもどうなのかな~?と個人的には思うところです。私自身もたまに使いますし。
では。
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