こんにちは。
今回もダイエットメンタルの話です。
ダイエットのために何日かは努力が続いていたのに、立ち寄ったコンビニのスイーツに手が伸びてしまい、その後はグダグダに・・・。なんて事はないでしょうか。
今回は、こんなメンタル状態について書いていこうと思います。
人間のメンタルってのは、頑張っていた事でつまずいてしまうと、その気分の落ち込みによって挫折につながりやすくなってしまうという性質があります。一度スイーツを食べてしまっただけで、翌日、翌々日とズルズル食生活が乱れてしまったり、ジムに行くと決めたいた日を1日サボってしまっただけで行く習慣が無くなってしまったり・・・なんていう事ですね。
ダイエット研究所のジャネット・ポリヴィ氏とC・ピーター・ハーマン氏はこれを「どうにでもなれ効果」と名付けました。恐ろしくそのままのネーミングですね(笑)
研究者たちによると、ダイエットをしている人達には、少しつまずいただけで「もうダイエットなんてしてもムダだ」と諦めてしまう人達が多いのだそうです。
基本的にダイエットって、長距離走的な考え方をした方が良いので、例えば昼にスイーツを食べてしまったなら、夜はそれをリカバリーするような食事のメニューにすれば良いのですが、そういう考えにならず、スイーツを食べただけで失敗だと思ってしまう人が多いという事ですね。
さて、前述の「どうにでもなれ効果」には、キーになる感情があり、その感情が自制心を失わせてしまうようです。
その感情とは・・・
「罪悪感」です。
人間のメンタルは、罪悪感を感じると自制心を失うということが研究でわかっています。失敗した時に感じてしまう罪悪感から「どうにでもなれ効果」につながってしまうのですね。
自制心を強くするのは、自分に厳しくするのが1番なような気がしますが、実はこれは逆効果でして、自分に厳しい人は、いざ失敗をした時に自己否定を厳しくしてしまい、その自己否定からの罪悪感でかえって自制心を失いやすいようです。
逆に、ダイエットでつまずいてしまった時のメンタル回復法として最も有効なのは、まず自分を「許す」事です。
一度の誘惑に負けたことで自分を責めてしまうと、かえって自制心が弱くなり、「どうにでもなれ効果」によって、その後のダイエット継続につながりにくくなります。つまずいてしまった時は、まず自分を許すことをしてみましょう。
その後に、具体的なリカバリー法を考えていきます。例えば、昼にケーキを食べてしまったら、夜は低糖質で低脂質な食べ物・・・豆腐や鶏むね肉、鮭などですね。こういった物を選んで食べるなど、ある程度であればダイエットにおけるマイナスは取り返すことが出来ます。
もちろん、誘惑に負けずに毎日を過ごせれば1番良いですが、いざ誘惑に負けてしまった時は、まず自分を許すことを考え「つまずいたっていいじゃないか 人間だもの」と心の中の相田みつをさんに言ってもらいましょう(笑)
では。
スポンサーリンク