abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

筋トレとプロテインで老化も予防できるという嘘のようなホントの話

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こんにちは。

 

「筋トレが最強のソリューションである」なんて過激なタイトルの本があったりするんですが、実際に筋トレの効果は単に筋肉をつけるだけでなく、多岐に渡るんですよね。「筋トレしてプロテイン」っていうと、昔はボディビルダーを始めとする筋肉ガチ勢のイメージがありましたが(今でも若干そうですが)、だんだんと老若男女を問わず、美容や健康のためにも良いという事実が浸透してきましたね。

 

さて、今回はそんな筋トレとプロテインが老化の防止にもなるという話。

 

以前から何度か書いておりますが、筋トレをすると、人間が日常的に分泌している、「ソマトトロピン」というホルモンの分泌量が増加します。ソマトトロピンはみなさんも名前くらいは聞いたことがあるかと思われますが、通称「成長ホルモン」です。

 

この成長ホルモンは新陳代謝を活発にして、肌や髪の細胞の生まれ変わりを促してくれますので、若々しい見た目を保つのに一役買ってくれます。

 

また、日常的に筋トレをすると通称ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌は低下します。コルチゾールに関しては、以前から何度か書いていますが、ストレスに対抗するためにある程度は身体に必要なんですが、分泌が過剰になると、身体に悪影響を及ぼし始めます。

 

コルチゾールが慢性的に分泌過剰になると血管は老化し、脳にもダメージを与えて記憶力や認知機能が低下するなんてリスクもあります。定期的な筋トレでコルチゾールの分泌量を抑えればこの辺は防げるわけですね。とはいえ、筋トレを始め、運動をあまりに長時間行うとコルチゾールの分泌量はむしろ増加する事もわかっていますので、運動時間は長くても60分程度までにしておくのがミソです。

 

 ここまでは過去の記事でも何度か書いておりますが、筋トレだけでなく、なんとプロテインにもアンチエイジング効果があり、筋トレのお供にプロテインを摂取することで、さらに効果を期待できそうです。

 

プロテイン、特にホエイプロテインには「システイン」というアミノ酸が含まれているのですが、このシステインを摂取すると体内で「グルタチオン」というアミノ酸を作り出してくれまして、このグルタチオンが強力な抗酸化作用により、アンチエイジングに働きかけてくれます。

 

つまりは体内でグルタチオンが老化を防止してくれるのですが、グルタチオンそのものは吸収率が低く、食事やサプリメントで摂取しようとしても上手く身体は取り込んでくれないため、プロテインやシステインを摂取することで体内のグルタチオンを増やすというやり方が効果的なようです。

 

ちなみに以前、私自身はシステインをサプリメントで飲んでたりもしたんですが、考えてみればホエイプロテインを毎日と言っていいくらい飲んでますんで、あえてシステインまでサプリメントで摂ることもないかと思ってやめました(笑)。まあ、それほど高い製品でもないんで、気になる方は試してみても良いかもしれません。 

 

そんなわけで筋トレとプロテインで万事解決だ!!とまでは言いませんが、この2つの有用性は本当に多岐に渡りますね。アンチエイジングにもっと力を入れたい方は、筋トレ+プロテインもより意識すると良いかと。

 

私自身は最近、「アルプロン」というブランドのプロテインを使用しております。1kgあたり約2,500円とかなり安いのが魅力的です。飲んだ印象としては、かなり甘ったるいので、味に関しては好みが分かれるところかもしれません。私は学生時代に「なんの味もしない、ただただ不味いプロテイン」を飲んできた世代なので、プロテインの味が不味くてもそれほど気になりませんが(笑)

 

 

 

 

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