abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

やる気が出ない人が行動力を高める方法

f:id:abney:20210414142024j:plain

こんにちは。

 

4月ということで新生活を迎えた方も多いのではないでしょうか。新年度ということで、今年度こそ、運動や勉強などの習慣を新たに付けたいという方は多いのではないでしょうか。とはいえ、毎日やる気に満ちている状態でもいられないのが人間というもの。今日は、そんなやる気のスイッチを入れるためのお話。

 

さて、運動にしろ勉強にしろ、なかなかやる気が出ずに始められない事は多いとは思いますが、そんな時の解決策としては、「やる気が出なくて良いので、とりあえずとりかかる」事。

 

なんだか解決策としては身も蓋もないような話ですが、解説していこうと思います。

 

元々、人間のやる気はドーパミンという神経伝達物質が引き起こすものなのですが、このドーパミンが分泌されるのが脳の「側坐核」という部分。そして、この側坐核は実際に何らかの行動を起こすことで活性化され、ドーパミンを分泌してくれます。

 

逆にこの側坐核は行動を起こさないと活性化されないため、極端に言えば、そもそも行動を起こさないとやる気が出てくる事はないという事になります。そのため、やる気を出すには、まず行動を起こすという、ニワトリが先か卵が先かの様なお話になってしまうのですが、やる気が出なくともとりかかる事で、やる気は後から湧いてきます。

 

さて、やる気を出すには「とりあえずとりかかる」事とわかったものの、実際はなかなか行動に移せないという方も多いと思います。そんな方は、まずはとにかく「行動のハードルを下げること」。

 

例えば、私なんかは仕事柄、ハードに筋トレをするわけなんですが、やはりトレーニング前は気が重いこともあるんですよ。そこでいつも、「とりあえずトレーニングウェアを着ればOK」、「トレーニンググローブだけ着けてみる」といったように、まずはトレーニングの準備だけでもしてみます。

 

すると不思議な事に「とりあえず軽めだけでもトレーニングしておこう」という気持ちになり、ひとまずは軽めのトレーニングからとりかかるのですが、トレーニングをこなすうちに段々とモチベーションも上がっていき、最終的にはハードなトレーニングを行なっています。

 

このように、まずは簡単なアクションを起こす事で、次の行動へと自然と繋がっていきます。不思議な事に一つ行動を起こすごとに、さらに次の行動へ移る心理的なハードルが下がっていくんですね。

 

料理をするなら「まな板と包丁を出すだけ出してみる」とか、部屋の掃除をするなら「掃除機のコンセントを入れるだけ入れてみる」など、最初の行動のハードルをとにかく下げるだけ下げて実行してみる事で、やる気も上がって大きなアクションを起こすことに繋がっていくと思います。どうぞお試しあれ。

さて・・・、

 

私もなるべくブログのエディタを開くだけ開いてみる事にしますかね・・・(苦笑)

 

 

スポンサーリンク