abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

ダイエットのための低フォドマップ食は意味ないぞ!な話

こんにちは。

 

先日、SNSで「ダイエットのための腸活にフォドマップ食が大事」的なポストが流れてきましたのでそれについて少し書かせて頂こうかと・・・。

 

聞きなれない方も多いと思いますので解説していきますと、フォドマップってのは腸内で吸収されにくい4つの糖質

 

Fermentable(発酵性糖質)

Oligosaccharides(オリゴ糖)

Disaccharide(2糖類)

Monosaccharides(単糖類)

 

とポリオールっていう化合物を含む食品のこと。4つの糖質の頭文字とAnd Polyolsの頭文字を繋げて「FODMAP」と呼ばれます。このフォドマップが多く含まれれば「高フォドマップ食」、少なければ「低フォドマップ食」と呼ばれるわけです。

 

フォドマップは小腸で吸収されにくいため、たくさん摂取すると腸内にたくさん糖質が存在することになります。そうなると身体は腸内の糖質の濃度を下げるために腸の中に水分を引き込むんですが、この引き込まれた水分が原因でお腹を下したりすることがあります。

 

また、フォドマップは大腸では過剰に発酵し、それによって発生したガスが原因でお腹が張ったりすることもあります。

 

こういった原因で「腸内環境をいたわるには低フォドマップ食がいいんじゃない?」って説が流れ始めたんですね。確かに低フォドマップ食は過敏性腸症候群の方の症状なんかには有効であったりします。

 

しかしながら低フォドマップ食ってのは食物繊維が不足しやすかったり、そもそも発酵食品がほとんど摂れないので、長期的にはかえって腸内環境が悪くなったりする可能性の方が高いんですね。

 

さらに低フォドマップ食は短鎖脂肪酸の生成を低下させるとも言われております。以前の記事で書いておりますが、短鎖脂肪酸ってのは腸内の炎症を抑え、有害な菌の増殖を防ぎ、さらには老化や肥満まで防いでくれるかもしれないぞっていう素晴らしい物質なんですね。この短鎖脂肪酸の生成を低下させるってのはダイエットにおいても腸活においても大きなマイナスかと・・・。

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そんなわけで過敏性腸症候群の方が症状を緩和させるために行なうなら良いとは思われますが、腸に特別な問題を抱えていないのであれば、フォドマップを意識するよりも一般的に腸に良いとされている発酵食品や食物繊維を意識して摂取する方がよほど効果がありそう。アルコールなどはもちろん腸によくないのでほどほどに・・・。

 

ダイエットにおいても、もちろん腸内環境は重要ではありますが、摂取カロリーを適切にする事と充分な量のタンパク質を摂取する事が基本です。なんとなくイメージが良さそうな最新のダイエット法みたいなものよりも基本に忠実な方が効果が確実だと思われます。

 

 

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