abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

集中力と記憶力をアップするお茶と使い方の話


こんにちは。

 

我ながら注意散漫な方でして、仕事や勉強中なんかの集中力をもっと上げられないかなー・・・。と常日頃、考えております。知識としては前々から知ってはいたものの、つい最近、実際に試してなかなか良かったと感じたのが「お茶」です。今日はその話を。

 

お茶といっても緑茶やほうじ茶のような日本茶ではなく、「ハーブティ」のお話になります。その中でも集中力を高める効果があるのが「ミントティー」です。

 

ミント自体は古代ギリシャの時代から生薬として使われてきた歴史がありますが、近年の研究で様々な効果があることがわかってきていまして、2016年のノーザンブリア大学の研究では、ミントティーが集中力に加えて記憶力なんかも高めるなんて結果も出ているようです。

www.eurekalert.org

この研究ではハーブティーが使われていますが、ハーブティーの効果は香りによるところが大きいと言われていますので、アロマや鼻から吸うタイプのノーズミントなんかでも同様の効果が期待できるんじゃないかと思います。

 

以前、カフェインが集中力をアップさせるなんて事をチラッと書きましたが、カフェインは体内の水分量を減らしてしまったり、長期的には脳を疲労しやすくさせてしまうといったデメリットもありまして、ミントティーならデメリットなく集中力を高めることができるので、安心して取り入れられるのではないでしょうか。

 

なお、前述の研究ではカモミールティーも使われており、こちらは沈静効果が確認できたものの、注意力や記憶力がやや低下してしまったようです。カモミールティーはリラックス効果が高いため、仕事や勉強の後、寝る前などには良いと思いますが、仕事や勉強など集中力を高くしたい時には向かないようです。二つのお茶を使い分けるのがベストかもしれませんね。

 

ここで、「集中力や記憶力を上げるならミントティーだけで良いんじゃないの?」と思った方も多いと思いますが、勉強で学んだ事などを定着させるには脳をオフの状態にして、しっかりと休息する必要があります。これは集中力に関しても似たようなことが言え、脳がオンになった時に集中力や向上した状態にするにはリラックスして不安や緊張を解いた時間を作ることが大事だと言われています。

 

集中力や記憶力の向上においては脳をオンにし続けてひたすら高める事を考えるよりもオンオフの切り替えを意識してメリハリをつける事でより効果が期待できそうです。仕事や勉強の前や合間にはミントティー、終わった後や寝る前に前述通りカモミールティーとオンオフの切り替えに合わせて飲むのが良いということですね。

 

ちなみにハーブティーも品質によって効果の違いがあるのかもしれませんが、私はよくわからないので(笑)近所のカルディで見つけたコチラを使っております。

より良質なものを使った方が良いのかもしれませんが、今のところ効果を実感していますんで、しばらくこちらを飲み続けていこうと思っています。

 

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