abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

「疲れた時に甘い物」というウソ!!

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こんにちは。

 

昔から「疲れた時には甘い物を食べると良い」なんて言いますが、実際のところ、疲れた時に甘い物を食べても疲労はそれほど回復しません。今回はそんな話をしといこうと思います。

 

まず、なぜ疲れた時に甘い物が良いと言われ始めたのか。それはシンプルに糖質に含まれるブドウ糖が脳を始めとして身体のエネルギー源になるからという理由と、実際に甘い物を食べるとスッキリした感覚になるからではないでしょうか。

 

「じゃあ疲れた時に甘い物は良いんじゃん!」と思うかもしれませんが、そこがちょっとした落とし穴。

 

先に甘い物を食べた後のスッキリ感について解説していきますね。

 

人間の疲労感というのは血糖値によって左右されるのですが、基本的に人間(厳密には人間の脳)は血糖値が下がると疲労を感じ、血糖値が上がると疲労を感じにくくなります。

 

ここに甘い物を食べた後のスッキリ感の答えがありまして、人間は甘い物、厳密には糖質を摂取すると血糖値が一気に上昇して疲労を感じにくくなります。

 

ここまでは良いんですが、血糖値って基本的には上昇したが早いほど、下降も早くなります。甘い物を食べた時は血糖値が早く上昇しますので、わりとすぐにスッキリした感覚になりますが、ここでインスリンってホルモンが働いて一気に血糖値を下げてしまいます。

 

この血糖値が一気に下がった時って、ものすごい疲労感なんですよ。甘い物を食べて

感じたスッキリ感はあっという間に疲労感に変わってしまうわけですね。

 

甘い物が疲労に良いと言われたもう一方の理由、糖質は身体(特に脳)のエネルギーになるって話に関しては、間違ってはないんですが、糖質っていう栄養素は単体で働くわけではなく、他の栄養素、特に糖質代謝に関わるビタミンB1が無いと、上手くエネルギーとして働いてくれません。甘い物を食べて糖質ばかり摂ってもビタミンB1無ければ疲労の回復にはあまり繋がらないという事です。

 

そもそも、疲労している時、特に睡眠不足から来る疲労の場合、糖質を摂取してもエネルギー源として細胞に吸収されにくくなってしまうため、エネルギー源として糖質摂取をする事は効果的とは言えません。疲れた時は素直に休むのが一番です。

 

とはいえ、仕事や勉強などで、どうしても疲れてきて集中力が切れた場合、もうひと踏ん張りしたい時などがあると思います。

 

そんな時にエネルギー補給するためのおやつとして、ナッツがオススメ。ナッツ類であれば仕事や勉強の合間に手軽につまむ事が出来る上、血糖値はゆるやかに上昇し、下降も緩やかなので集中力が続きます。

 

また、ナッツの中でも特にアーモンドはビタミンB1も比較的多く含まれますので、ナッツに含まれるわずかな糖質を効率的にエネルギーとして代謝してくれます。

 

私自身も一時期ナッツには大ハマリして、大袋で購入していましたね。最近はまたスーパーやコンビニなどでその時食べる分を購入するスタイルに戻しましたが。

 

 

 ちなみにナッツを購入する際は「素焼き」をオススメします。それ以外の商品は塩分が多かったり、質の悪い油を使っている事があったりしますので。

 

根本的な疲労対策についてもそのうち書いていきますね。

 

では。

 

 

 

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