abneyのカラダマガジン

フィットネスインストラクター油田 豪(あぶた ごう)がダイエットや健康について語っていきます。

気づかずに摂取しているアレで集中力が下がってしまってるかもな話

こんにちは。

 

「食べたものはメンタルにも影響を与えるよー!」って話も過去に書いてきておりますが、今日は集中力を下げてしまう栄養素について。

 

2年ほど前に行われましたオハイオ州立大学の有名な研究がありまして、女性を対象に集中力がどれくらいあるかをチェックし、その後に女性達を2つのグループに分け「飽和脂肪酸の多い食事」と「不飽和脂肪酸の多い食事」をそれぞれ摂ってもらいました。

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ちなみに飽和脂肪酸ってのは動物性の食品に多く含まれる脂肪酸で(ただし魚介類は少なめ)、肉や乳製品なんかに含まれる脂肪酸が一般的ですね。逆に不飽和脂肪酸は植物性の食品や魚なんかに多く含まれる脂肪酸です。

 

食後5時間して再び集中力テスト行ない、数週間後にそれぞれのグループに初回とは逆の食事を摂取してもらい同じテストを行ないました。

 

結果としましては、飽和脂肪酸の多い食事を摂った後はテストで注意力のスコアが平均して約11%ほど低下しており、特にリーキーガットの兆候がある女性は注意力が特に低下しやすい傾向があったそうです。

 

リーキーガットは以前にも書いておりますが、腸にエラーが起きて毒素が体内に送りだされてしまう症状。万病のもとと考えられているんですが集中力を下げるなんて影響もありそうですね。

 

簡単に言うと「飽和脂肪酸の多い食事を食べるとその後は集中力が下がるよ!」って話なんですが、飽和脂肪酸自体はある程度は身体に必要な成分でして、テストステロンの材料にもなりますんで、摂取を控えすぎるのもまた問題。集中力を低下させないために飽和脂肪酸を控えすぎてやる気がなくなってしまえば本末転倒ですね。

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そんなわけで飽和脂肪酸を摂るために肉類はそれなりに食べた方が良いんですが、集中力を低下させないために仕事の日のランチにハンバーガーやラーメンなんかは避けた方が良いですね。集中力のためには魚なんかを食べるのが良いかと。

 

私は某一人焼肉チェーン店にハマった時期がありまして仕事の合間に食べに入るなんてこともあったんですが、気づかずに集中力を低下させていた可能性がありますねえ。気をつけます(笑)

 

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