こんにちは。
先日書いたコチラの記事↓
今回はこの記事の続編の様なものです。よろしければ↑をお読み頂いて読んで頂ければと思います。
そして個人的な印象ではあるですが、「ダイエットのためにストレッチ」をやる方は結構いるんじゃないかと感じます。また、ダイエットのためにストレッチを勧める人も同様にいるように感じます。
先に書いておきますが、ストレッチ自体はエクササイズとしては良いものだと思います。身体の柔軟性が高ければ肩こりや腰痛の予防になり、スポーツをしている方なんかはパフォーマンスアップに繋がります。
また、こんな研究もありまして↓
ざっくり説明すると、運動の初心者に筋トレを行なってもらう際、ストレッチも行なってもらうことで筋力向上に繋がっていきますよって研究です。
ただ、ストレッチがダイエットに効果的かという話をするなら、ちょっと微妙なところですね。リンクに貼った研究のように筋トレを並行して行なうなら筋トレ効果をアップさせるため、基礎代謝などの向上に繋がっていくとは思いますが、ストレッチだけ行なっていても消費カロリーはほとんど増えないと思います。
というのも、筋肉というのは基本的に収縮と伸長を繰り返す、つまり伸び縮みすることでカロリー消費をしていくものなので、筋肉を伸ばすだけのストレッチでは消費するカロリーを増やすことは期待できないのではないかと。
そしてもう一つ書いておきたいのがヨガについて。
ネット広告なんかで「ヨガで痩せる」といった広告をたまーに見たりします。あと、たまにヨガのインストラクターさんのブログでもヨガのダイエット効果を謳っていたりするのを見かけたりするんですが、ヨガに関しては、エクササイズとしてどんな事を行なうかでかなり左右されるんですよね。
前述したように、筋肉は基本的に伸び縮みを繰り返すことでカロリー消費をするので、筋トレのように動きがあるエクササイズをヨガで行えばダイエットにはそれなりに有効じゃないかと思うんですが、大抵のスポーツクラブやヨガスタジオなどで行われているヨガって、基本的に静止ポーズを行なうものなんですよね。
専門的にはアイソメトリック・コントラクションというんですが、例えば空気椅子のように、キツイ体制で静止する状態は筋肉は力が入っているけど動いていないという状態です。
これは、カロリー消費は安静にしている時よりは高くはなるんですが、何度も書いているように、静止した状態では筋肉というのはそれほど消費するカロリーを増やしません。であれば、効率の面だけで言えば普通に筋トレをした方が良いかと思います。
さて、今回はなんだか否定的な記事になってしまいましたが、ヨガはメンタルの安定や柔軟性の向上、またアイソメトリックコントラクションも普段は眠っている状態にあるような筋肉を働かせ、脂肪を支えたりするため、体脂肪の燃焼効果は低いものの、ボディラインを整えるには一役買ってくれる可能性は高いです。効率面では微妙ですが、ヨガが好きで行なうなら良いのではないかと。
前回の記事と合わせて、個人的にダイエットエクササイズとしてオススメな順は、
筋トレ>有酸素運動>ヨガ>ストレッチ
といったところでしょうか。ちなみに球技などは、種目によりますが有酸素運動に入るかと思います。水泳も同じく。
では。
スポンサーリンク