こんにちは。
以前、ダイエットの運動には筋トレだ!!なんて記事を書きましたが、
この記事でも書いたように、有酸素運動は運動時間に対する消費カロリーの点から、ダイエットにはちょっと効率的ではないんですね。
とはいえ、有酸素運動もカロリー消費自体はしますし、ランニングなり自転車なりが好きで、それをダイエットに活かそうと思ってやるならむしろ良いことかと思いますので、ダイエットのための運動として一番オススメなのは筋トレではあるものの、時間や体力に余裕があるならそこに有酸素運動を組み合わせるのも一つの手段です。
そこで気になるのが筋トレと有酸素運動を同じ日にやる場合、どちらを先にやると効果的かという話。ジムに通っている方はもちろん、家で筋トレと外でランニングのような組み合わせで運動をする方に気になるところかと。
この話に関しては、東京大学大学院の石井直方教授達のこんな研究がありまして、
いつも通り簡単にまとめると、筋トレ→有酸素運動で行なうことで脂肪の分解が促進して、有酸素運動で脂肪がエネルギーとして使われやすい状態になったとのことです。
では有酸素運動→筋トレの順番はというと、どうも脂肪の分解は筋トレを先にやった時ほどではなく、さらには、筋トレ後の成長ホルモンの分泌が抑えられてしまったようです。
以前の記事で書きましたが、成長ホルモンは脂肪の分解を促進する作用があるため、
成長ホルモンの分泌が抑えられるのはかなりのデメリットになると思われます。
ダイエット以外でも、成長ホルモンは肌のターンオーバーを促して美容にも役立ってくれたりしますので、この点でも筋トレが先、有酸素運動が後の方がオススメかなと思います。
あとこれは実際にやってみるとわかると思うんですが、筋トレをハードにやった後でも有酸素運動はそこそこ出来たりするんですが、有酸素運動で頑張ったと後に筋トレやろうとすると、結構大変なんですよ。有酸素運動の後にハードな筋トレはなかなか出来ないものです。
というわけで運動の順番は筋トレ→有酸素運動とするのが良いようです。
そうは言っても有酸素運動→筋トレの順番で行なっても効果がゼロになるというわけでもないので、有酸素運動を先にしたい方や、なんらかの都合で有酸素運動を先にせざるを得ない場合は、そこまで厳密に順番にこだわる必要もないのではないでしょうか。運動は何よりも継続することが一番大事ですので。
では。
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